認知症の父と上高地に行きたい(2) ~タロット鑑定例1~ | タロット占い&道歌・恋の歌 ~海棠 わき~

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桜井識子さんに感化されておみくじ帖なるものをつけています。
おみくじや古今の和歌、昔の人が残した道歌や恋の歌、
そしてタロットカードから得た教訓と感動を投稿しています。
現在はタロット修行中でタロット投稿多めですが、道歌やおみくじの歌投稿も頑張ります!

 

タロット占い鑑定例1認知症の父と上高地に行きたい(2)


コロナが流行する前に、山が大好きな父と、上高地に行く約束をしたわたし。

 

でも、コロナが収束したころには、父のアルツハイマーはかなり悪化してしまい、遠方への旅行は難しい感じに。
 

認知症の人って、忘れてしまっているように見えて、本当は約束を覚えているのかな。
 

本当は父がどうしたいのか知りたい・・・



▽一つ前のお話はこちらから


 

わきちゃん
 
私のリクエストに応えて、宝良先生の講座で、父の気持ちを占ってみることになりました。



1つ前のお話で、先生から2つのスプレッドで占うようアドバイスをいただきました。
今日は、そのうちの二者択一スプレッドの結果を皆さんにも読んでいただければ嬉しいです。



①二者択一スプレッド
AとBのどちらのほうが父にとって良いのか占う。

A:上高地に頑張って連れていく
B:近くの山(白山、立山)の眺望が見える景色の良いところにドライブに行く


 

▽宝良先生の二者択一スプレッドの解説はこちら

 

 

わきちゃん
 
講座で、展開した二者択一のスプレッドがこちらです! 父目線での鑑定になります。

 


 

 

 

ドヤ顔のカップの9おじさんが、Bの側にいる!

 

 

そうですねニコニコ

タロットカードを勉強したことがある人なら、どっちがいいのか一目瞭然な結果が出てしまいました。

 

でも、せっかくなのでぜひ鑑定結果をお読みください。

 

実際の鑑定は、宝良先生が添削をして、もっと細かく詳細に解析していますが、ここでは簡潔に記載しますね。

 

 

①現在の状況または運気:コインの6

コインの6にはギブアンドテイク、受容と供給の関係と言う意味があります。

アルツハイマーが深刻な状態ですが、旅行に自分が行くというと、手伝ってくれる人がいたり、お金を払えばやってくれる人がいる状態です。

ある意味恵まれた状態です。


②A:上高地に行くを選択した場合の近未来:
吊るされた男(逆位置)


吊るされた男の逆位置は、身動きがとれない状態に置かれる人を示しています。

正位置では、その状態を自分が納得している、自分の修行と思えている状況なのですが、
逆位置では「なんでこんなふうに拘束されなければいけないのか」とフラストレーションが溜まってしまう状態を意味しています。


③Aを選んだ場合のエンディング:
ワンドのペイジ逆位置


ワンドのペイジは本来なら、やりたいことを軽やかに実行していくカードです。

ですが、逆位置は、小さい男の子が駄々っ子のようにいろいろ不満に思うようなイメージです。
わがままいったり、こんなんじゃなかったと言い始める状態が予想されます。

周りのみんなは、こんなに苦労して連れてきたのに・・・と思いかねないです。




長時間乗り物に乗って拘束されたり、見ず知らずの人との集団行動のルールを適用されることは、
アルツハイマーの人にとっては、いろいろ我慢させられている状態、ストレスに感じる状態です。

 

 

師匠
 

Aの側にはそのことがありありと現れておるのう。タロットは不思議じゃのう。

 

 

 

でも、Bの側にも「皇帝」の逆位置が出てるよ。それって、横暴で偉そうな態度になっちゃうんじゃないの?

 

 

そうなのです。

私も、「これって結局どっちにしろ、AもBも父はわがままな態度を取るのかな?」と思ってしまいました。

でも、実際の父はドライブに行くと、どこに行くかはよく理解できていなくても、窓の外を眺めて昔の思い出を語ったり、なんだか楽しそう。

 

どういうことなのかしら・・・

 

わきちゃん
 
長くなりますので、二者択一は2回に分けて鑑定結果をお伝えしますね。
どうか最後までお付き合いください!

 

 

 

▽タロット占い無料鑑定をしています。

 

 

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