手放したら新しい世界が見えるかも ~コインの4~ | タロット占い&道歌・恋の歌 ~海棠 わき~

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桜井識子さんに感化されておみくじ帖なるものをつけています。
おみくじや古今の和歌、昔の人が残した道歌や恋の歌、
そしてタロットカードから得た教訓と感動を投稿しています。
現在はタロット修行中でタロット投稿多めですが、道歌やおみくじの歌投稿も頑張ります!

 

2枚引き 本日のお題コインの4とワンドの7(正位置)

 

コインの4からメッセージ

 

お金や物でなくても、仕事や学校、社会的な立場で「このポジションは絶対に譲りたくない」と思うことは人生で何度かあるはず。

でも、自分が大事にしているポジションを奪われたり、人に譲ったりしなければならない時は、人生では往々にしてあります。

抱えている大事なものを自分の意思によってではなく、外的な要因で手放さざるを得なくなるのは、本当に辛いものです。

 

でもちょっと待ってください。もしかしたらそれは神様の采配なのかも。

あなたが大事に思ってしがみついているものから無理やり引き離して、神様はあなたに新しい世界を見せようとしているのかもしれないのです。
 

そのことに気づくのは何年か先のことになるかもしれないのですが・・・

 

 

わきちゃん

 

ペンタクルの2とは対照的に見たまんまの意味のカードですね!わかりやすい。

 

 

今日のテーマカードは「コインの4」。そして、2枚目のカードは「ワンドの7」の正位置です。

 

 

<本日のテーマカード>

コインの4

 

<2枚目>

ワンドの7(正位置)

 

 

 

■  コインの4(正位置)  ■

 

 

頭上の王冠の上に、コインを載せた男が、しっかりとコインを抱えこんで、街を背後にして座っています。両足の下にもコインが置かれ、かれはそのコインもしっかり足で押さえつけています。

 


背後の発展した街、彼が王冠をつけていることから、彼は成功者でお金や物質、目に見える地位を既に手にしているようです。でも、手に入れたものを手放すまいと、必死に抱えこんでいるようです。

 

 

大事なコインを誰かに奪われてしまうと思ってる?

 

 

でも、こんな大事に大事に抱え込んでいたら、手も動かせない、足も動かせないですよね。

 

 

見たまんま、超わかりやすいカードではありますが、今日もタロット界のバイブルと呼ばれる名著の一つ「タロットバイブル」の解説を見てみましょう。

 

しかし、そもそも4枚のペンタクルは、彼を世界から分離しています。足の下にペンタクルがあるせいで、彼は地面に触れることができません。頭上のペンタクルは、頭頂(”王冠のチャクラ”)をスピリチュアルなエネルギーからブロックし、抱えているペンタクルは、ハート、肺、太陽神経叢を閉ざしています。

   「タロットバイブル-78枚の真の意味-」レイチェル・ポラック(著), 鏡リュウジ監訳、現代タロット研究会

 

上の解説では、彼はお金や物質を抱え込むことで、ハートを閉ざし、スピリチュアルなエネルギーからも自分をブロックしているとしています。

 

そして、彼は完全に街に背中を向けています。これは自分のお金や物質、地位を守ろうとするあまり、他の人達を拒否しているかのように見えます。

 

 

 

師匠
 

もちろん、蓄えた財産や地位をしっかり守っていくことも大切なことだ。じゃが、それに固執して身動きが取れなくなっている様子じゃの。

 

 

 

■  ワンドの7(正位置)  ■

 

 

ワンドの7については一度勉強しています。

 

このカードもまた、討論や論争を意味しています。

ワンドの5とすごく似ていますね。どう違うのでしょうか。

 

ワンドの5では似たり寄ったりの若者が集まって、小競り合いをしているかのような絵柄でした。

 

 

ワンドの7では、議論、討論、競争の上では有利な立場にたっていること、ワンドの7の人物が勝利することはほぼ決まっていて、心配することはなさそうです。

 

でも下からは追い上げられていますから、油断はできません。かなりキツイ状況ではありますね。彼はそれをわかっていて、最大限努力して奮闘しているようです。

 

 

わきちゃん
 
履いている靴がちぐはぐなことから、彼は大慌てで防いでいることがわかりますね。忙しそう・・・

 

 

 

さて、お金や地位を死守しようとしているコインの4と、有利な立場から他者と論争、競争するという意味があるワンドの7。今日はみんなどのように読むのでしょうか。

 

 

クローバー登場人物紹介はここを見てね 

 

 

姫に片思いの
二郎太
 
 
 

【テーマ:恋愛(片思い)担当】次郎太
今日はちょっと恋愛がらみで読みにくい

 

コインの4
彼は妻や子のために長年、財産や地位を築くために長年奮闘してきた。その甲斐があって今では少なからぬ財産を築いて一定の地位もえたようだ。だが、その財産や地位を守るために彼は妻にすら心を閉ざしてしまったようだ。

ワンドの7(正位置)
なんと彼の妻を部下の男が連れ去って家を出てしまった。
あんなケチな彼が、商売をほっぽり出して妻を取り返すために、躍起になっている。結局は妻は男の元に戻り、元のさやに納まったが。

 

 

                                   

  姫 二郎太が仕える屋敷の姫で次郎太の片思いの相手。

都一のプレイボーイである頭の中将にあこがれる

(だが、まだ頭中将のことは見たことすらない)

 

 

クローバー

 

都一のモテ男
頭中将
 
 

【テーマ:大人の恋】頭中将(不倫の恋を成就)

男の財産に惹かれる女子もいるぞ?

 

コインの4
私の実家はもともと身分も高く財産のある家だ。そんな家で育った妹は、同じく財産と地位のある男との結婚を望んでいて、長らく次々来る縁談にも首をふらなかった。ちょっと、条件にこだわりすぎじゃない?

ワンドの7(正位置)
だがついに、並み居るライバルを蹴散らして、最も財産家で最も身分の高い家の男に嫁いだぞ。わが妹ながらそのガッツをほめたたえたい。

 

 

 

わきちゃん
 
 

【テーマ:仕事担当】わきちゃん

コインはお金だけでなく地位や目に見えるものを意味しているよね。

 

コインの4
私が長年培ってきたある技術。これを人にゆずって自分はその仕事からは離れなければならない状況に。誰にも渡したくない、手放したくないわ。

ワンドの7(正位置)
すっかり後継者に譲って明け渡したと思っていた仕事。でもなんだかんだ昔とった杵柄で結構今でもその仕事の依頼はもらえるの。おかげで超~~~忙しいときもある。でも自分で言うのもなんだけどその仕事は他の人より得意よ照れ

 

 

 

 

【テーマ:オラクル担当】

金は天下のまわりもの!

 

コインの4:
あなたが守ろうとしているお金、物、地位や安定。それを大切に思うのはとっても素晴らしいこと。でも、「金は天下のまわりもの」と言うじゃないですか。お金だけじゃなく、物や地位も手放して、循環させてこそ生きるのだよ。

ワンドの7(正位置)
あなたのお金や地位を狙って、下から突き上げをくらっているようです。まず今の状況ではあなたが負けることはないでしょう。でも、いずれは下の人たちに手放すことも視野にいれたらいいかも。

 

 

 

今日の「タロットバイブル-78枚の真の意味-」の解説、とっても面白かったです。

 

コインの4の人物の王冠に載せられたコインが、彼の頭頂のチャクラを閉じさせてしまっているということを説明していましたね。そして彼は心も閉ざしてしまっているようでした。そして、地に足がついてない。

 

誰でも、地位や財産にしがみついていると、意外に視野が狭くなっているものです。自分の意思で、そのしがみついている物を手放すこともあるし、自分の意思に反して手放す羽目になるかかもしれません。

 

その時はすごくつらいでしょう。惜しいでしょう。

でも手放してから、何年か先に、当時目に見えていなかった新しい世界を見ることになるかも。

 

 

師匠
 

まあ、「手放す時がきたら手放すんだろうな」ぐらいの、ゆる~い気持ちでいるのがいいんのじゃないかの?

 

 

▽タロット占い無料鑑定をしています。

 

 

 

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