タロット2枚引き練習[ソード](7)
本日のお題ソードの7と女教皇(逆位置)
これからしばらくはソードの正位置を1枚目に選んで、こちらで紹介した2枚引き練習を続けます。今日のテーマカードはソードの7、そして女教皇(逆位置)です。
<本日のテーマカード>
[現在] ソードの7
<2枚目>
[未来] 女教皇(逆位置)
ソードの7は「星」のカードを勉強した時に2枚目のカードとして出てきたね。
そのときはカードの人物が周りの人を出し抜いて一人だけうまいことやっている・・・のように読んだね。
【文献担当】師匠
さよう。だがちょっとコミカルな絵柄や後ろの黄色い背景から判断して、この男がやっていること(盗み)は回りに深刻なダメージを与えるほどではない、と読んだの。
それでは今日は「シークレット・オブ・ザ・タロット」を参照してみよう。
これはうまくいくかどうかがわからない計画を何とかやり遂げることを意味するカードであり、最後の最後に失敗するかもしれない行動を取ってしまうことへの警告ともなっている。
マーカス・カッツ (著), タリ・グッドウィン (著), 伊泉龍一 (翻訳)「シークレット・オブ・ザ・タロット 世界で最も有名なタロットの謎と真実」株式会社フォーテュナ
シークレット・オブ・ザ・タロット
そしてこの女教皇はユダヤ教の律法書を持っており高い知識を持っていること、パメラが聖母マリアをイメージして描いた(つまり=高潔な乙女)こともポイントです。
その逆位置とは、さあ、みんなは一体どう読むのかな。
【テーマ:恋愛(片思い)担当】次郎太
ソードの7:恋愛でも仕事でもいつも真面目すぎてでどんくさいところもある私。損をすることも多いから、友人にはもっと頭を使ってうまいことやれよと良く言われるよ。
女教皇(逆位置):せっかくの助言だけれども、誰かを出し抜いたりしてまでおいしい思いをしようと思わないよ。そんな私は友人からは潔癖すぎると言われている・・・
姫[二郎太が仕える屋敷の姫で次郎太の片思いの相手。都一のプレイボーイである頭の中将にあこがれる(だが、まだ頭中将のことは見たことすらない)]。
【テーマ:大人の恋(不倫の恋を成就した)】頭中将
ソードの7:ちょっとした出来心で、宮中の女房からもらったラブレター(和歌)にこっそり歌を返してしまったわたし。もちろん妻には内緒です。たまにはこういう息抜きがなくっちゃ人生に張りが出ないよ
女教皇(逆位置):なんと、どうしたことか妻は全てお見通しのよう
直接何かを言ってくるわけではないが、全身からピリピリオーラを漂わせている。どうせなら言いたいこと言ってくれたほうがマシ。
【テーマ:仕事担当】わきちゃん
ソードの7:苦手な事務処理、分厚いマニュアルがあったけど、マニュアルなんか読まなくても、前に処理した伝票を複製して処理したらできちゃったじゃん。らくちんらくちん。私って賢い。
女教皇(逆位置):と思ってたら、、、間違いがあったみたいで経理部から伝票突き返されてかなりの修正作業が必要にになってしまいました。ちゃんとマニュアル読めよ、勉強せいということですね・・・。申請した当初の記憶も薄れちゃって、楽したつもりでも結果周り道になったかも。
【テーマ:オラクル担当】坊
ソードの7:きみがガチガチの真面目人間の場合は、たまには頭を使って巧妙さ、ずる賢さを発揮して楽したってよいです! ただし近道には変わりないので、長期戦ではこのやり方は通用しないけどね。でもたまには楽したっていいよ~。
女教皇(逆位置):真面目なだけでなくて、いつも完璧主義なきみ、力を抜くことや、ソードの7みたいにちょっぴり近道することも考えてみて。ちょっとだけ楽をして緊張を解いてリラックスしてもいいんだよ。
ソードの7、このカードは解説する書物によって本当に内容が異なる難しいカードです。
ずるい卑怯な人間を表していたり、あるいは「知」のソードの特徴を表す、知恵を使って周りを出し抜く意味を持っていたり。判断が難しいですね。
非情に優秀なのですが、生真面目で損な役回りを押し付けられがちな友人の仕事運を占った時、アドバイスの箇所にソードの7が出たことがありました。この場合は、「もっとうまく立ち回ろうよ。ちょっとぐらい自分が楽したっていい」と読みました。
またある時は、別の友人が経済的に援助している人物のことを占った時に、このカードが出ました。相手は、その友人が経済的に支援していることに関して「うまくやったぜ~しめしめ」ぐらいにしか思っていない👉それほど感謝の気持ちも持っていないと判断しました。
難しいカードですが、カードが出る位置や周りのカードの意味と総合的に判断するしかないですね。
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