タロット2枚引き練習[ワンド](11)
本日のお題ワンドのペイジとカップの5
これからしばらくはワンドの正位置を1枚目に選んで、こちらで紹介した2枚引き練習を続けます。今日のテーマカードはワンドのペイジ、そして2枚目はカップの5です。
<本日のテーマカード>
[現在] ワンドの6
<2枚目>
[未来] カップの5(正位置)
さよう、他にも「彼はスートの主要な特質を持っている」と記しているので、まだ未熟ではあるが情熱、向上心、火花のようなひらめく直感を備えているのであろう。
では「タロット象徴辞典」の解説を見てみよう。
火の要素(ワンド)は、地の要素(ペイジ)に後押しされた時にこそ、地上における現実的な効力を発揮するでしょう。着実な前進を果たすこと、地上における現実的な効力を発揮するでしょう。
井上教子 (著), 「タロット象徴辞典」国書刊行会
タロット象徴辞典
「タロット象徴辞典」では、コートカードのエレメントを、キング=火、クイーン=水、ナイト=風、ペイジ=地 とし、各コートカードの傾向を説明するページがあります。次からはコートカードを見るときはエレメントも気にしてみようっと。
なるほど、ワンドの中でも地の属性(誠実さや勤勉さ、現実的)の要素も持つということだね。
2枚目はカップの5(正位置)。
倒れて中身がこぼれてしまったカップを惜しそうに眺めてうなだれているよね。
2枚目のカードは、あまり深く考えず絵を見て直感で考えてみよう。
【テーマ:恋愛(片思い)担当】次郎太
ワンドのペイジ:これはまさに私そのもの。まだ未熟であるが、実直に、誠実に姫をお守りするやる気と情熱に満ちている。
カップの5:けれど報われない恋とはわかっている。時には誰かに自分の心情を吐露して思いっきり泣きたいときもあるのさ・・・
姫[二郎太が仕える屋敷の姫で次郎太の片思いの相手。都一のプレイボーイである頭の中将にあこがれる(だが、まだ頭中将のことは見たことすらない)]。
【テーマ:大人の恋(不倫の恋を成就した)】頭中将
ワンドのペイジ:友人から、私の略奪婚が最近ではポジティブに噂されていることを聞いたぞ。一時期は私の評判は地に落ちたものだが、純愛と認めてくれる人もチラホラ出始めたようだ。
カップの5:しかし宮中での評判を落としたことは間違いない。大事なお役目をいくつか失ったよ・・・そのことはかなりガックリ来てる。
【テーマ:仕事担当】わきちゃん
ワンドのペイジ:まさにこれは私のこと。未熟者ですが、誠意と熱意は誰にも負けません。目の前の仕事を一生懸命こなしています。
カップの5:目の前のことしか見てなくて、ちょっとした失敗をしてガックリ。でも、相変わらず目の前の事しか見えてなくて何かを見落としている状況。
【テーマ:オラクル担当】坊
ワンドのペイジ:誰かから何か新しい情報が運ばれてくる予感です。それは、あなたにとって好ましいメッセージです。そのメッセージによって動き出す運は、良い方向に着地するかどうかは、まだ動きだしたばかりなので未知。これからのあなたの行動にかかっています。
カップの5:その際、過去に失ったものや後悔は脇に置いといて新しいメッセ―ジに従って動きだしてみましょう。それに、まだあなたが失っていないチャンスもまだあるはず。冷静になってみて。
今回、「タロット象徴辞典」で説明されていたコートカードのエレメントが目から鱗でした~
キング=火、クイーン=水
ナイト=風、ペイジ=地
小アルカナは各スートごとにエレメントがあることは知っていましたが、コートカードにもエレメントが決まっているとは。
私はよく各スートのキングとクイーンの違い、ナイトとページの違いで迷うことが多いのですが、このコートカードのエレメントが意味を判断する指針の一つになりそうです。
タロットって勉強することたくさんありますよね。今は一つ一つのカードの世界観(正位置)を勉強していますが、各カードの図像、「エレメント」やそれから「生命の木」なんてのもあります。その前に苦手な逆位置も勉強しなきゃだし。
地道に少しずつ勉強を積み重ねていくつもりです。さていったい何年かかるのか・・・?
↓次のワンドのお話はこちらから
(準備中)
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