タロット2枚引き練習[ワンド](5)
本日のお題ワンドの5とカップのクイーン逆位置
これからしばらくは、小アルカナ、ワンドの正位置を1枚目に選んで、こちらで紹介した2枚引き練習を続けます。今日のテーマカードはワンドの5、そして2枚目はカップのクイーン逆位置です。
<本日のテーマカード>
[現在] ワンドの5
<2枚目>
[未来] カップのクイーン(逆位置)
描かれている人物が若者ばかりであるところにも着目すべきかもしれぬ。若者どうしの小競り合いかの。絵柄からはあまり暗いイメージは感じられないが、混乱しているようにも見える。
今日は「タロット象徴辞典」をひもといてみよう。
描かれている5人の表情、装い、身につけているものはそれぞれ異なっており、別個の主張があることがうかがえます。誰もが自分中心で前に出たがる時の自我というものがあるでしょう。他者と主張そのものがぶつかり合っている時以外にも、熱を発し争い合ってでも、「自分を通したい」という一人の人間の根幹的な欲求、己の中で火花が散ることを示してこの札は出ます。
井上教子 (著), 「タロット象徴辞典」国書刊行会
タロット象徴辞典
そのいざこざは、他者とのいざこざだけでなく、自己の心の中の葛藤も意味していると言っているね。
2枚目のカードはカップのクイーン(逆位置)。カップは感情を表すスート、そのクイーンだから愛情たっぷりの優しい母のような女性のイメージだね。その逆位置とはどう考えれば良いかな。
2枚目のカードは、あまり深く考えず絵を見て直感で考えてみよう。
【テーマ:恋愛(片思い)担当】次郎太
ワンドの5:う~ん、この札で恋愛を読むのは難しいですね。一人の女性をめぐって若者が小競り合いをしているという感じですかね。
カップのクイーン(逆位置):恋に恋している、「恋の劇場」の悲劇のヒーロー、ヒロインに浸っているというところかな。
姫[二郎太が仕える屋敷の姫で次郎太の片思いの相手。都一のプレイボーイである頭の中将にあこがれる(だが、まだ頭中将のことは見たことすらない)]。
【テーマ:大人の恋(不倫の恋を成就した)】頭中将
ワンドの5:複数の女性にやいやい言い寄られてしまってちょっと困り気味。ちょっと自己主張が強すぎる若い女性は最近は苦手だな・・・。
カップのクイーン(逆位置):ずばり、情が深すぎる、恋多き女性のイメージです。熱病のようにある人を「運命の人」と思い込んでいる。熱病から冷めるとなんだったんだろ?って時ありますよね。
【テーマ:仕事担当】わきちゃん
ワンドの5:チームの中で意見の衝突があります。でも、みんな一生懸命どうしたらこのプロジェクトが良くなるか考えての衝突なので暗い、陰険な争いではありません。
カップのクイーン(逆位置):その反対に私は、みんながいろいろ議論しているなか、一言も意見が言えないまま論争が終わってしまった。長いものに巻かれてたら無難・・・と考えがちの私です。
【テーマ:オラクル担当】坊
ワンドの5:自分の意見を言うか言うまいか、悩んでいる時にこのカードが出たら、自分の考えを通したいという欲求に素直に従ってよいです。一見争いが起きてしまうかのように思いますが、この衝突はポジティブな結果を生じるでしょう。
カップのクイーン(逆位置):傷つくのを恐れて自分の意見をしまい込んでいてはダメ。「自分」の意見をしっかり持って。
このカードは闘争、不和、対立と良いイメージが無いカードでしたが、集団をまとめるために必要な争いを示しているのですね。争いが描かれているのにそんなに暗い感じがしないですよね。闘争というよりみんなの意見を出し合って話し合う、論争などの意味もありそうです。集団をまとめていくには、ぶつかり合いは避けられないということを意味しているのだと思います。
また、自分の心の中の葛藤も意味しているのでしょう。「あ~したい、でもこ~したほうが良いだろうか・・・う~どうしたらいいんだ!?」と自己の中で葛藤している時にも出るカードのようです。・・・
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