LD空間にカーテンがいらない住宅!?高い塀に囲まれたプライバシーが保たれる住宅とは | 家具なび~家具の使い方を提案するブログ~ 名古屋・インテリアショップBIGJOYが独自のアイデアで家具の配置術などを提案

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2022年も残りあとわずかとなりました。

今年一年を振り返り

家具屋が感じた家づくりの変化

最近の家づくりの特徴を紹介します!

 

12月20日火曜日は

『南面の壁に大きな窓を取り付けない住宅』

についてお話させて頂きました。

 

今日は・・・

 

『リビングダイニングの大きな窓に

カーテンがいらない住宅』

『隣の家や家の周辺からリビングを

覗き見されない、プライバーが保たれる

住宅』についてお話したいと思います!

 

 

上の2枚の写真をご覧ください。

リビングの外には高い塀と住宅の壁

に囲われた中庭があり

隣の住まいからリビングダイニング

空間が覗き込むことができない

住宅なのです。

 

2つの住宅はともに

ロールスクリーン(1枚目)

縦型ブラインド(2枚目)の

ウィンドウトリートメントが設置

されておりますが、

実際はカーテンをしめなくても

いいのです!

 

カーテンの役割は

外からの中の様子が見えなくするという

役割のほか、冷たい空気をカーテンで

遮るなどという役割があると

言われておりますが、

ここ最近の窓の機能は高くなっているため

カーテンがなくてもいいように

思います。

 

 

 

みなさんはこんな

プライバシーが保たれる住宅を

どう思いますか?

 

私的には“あり”だと思います!

 

 

こちらのリビングダイニングは

南面、西面に大きな窓があり

 

 

東面にも小窓やあかり取り窓

勝手口があり、とても明るいLD空間

ですが・・・カーテンがなければ

夏の直射日光があたると暑くて

日よけのカーテンがなければ耐えられ

ませんよね!

 

それに比べると・・・

 

 

リビングダイニング空間のあかるさは

異なりますが、こちらのプライバシーが

保たれる、高い塀に囲まれた住宅も

中庭の白い壁に光が反射し

白っぽい床の効果もあり

ある程度の明るさがあります!

 

さらに直射日光も当たりにくいため

カーテンが必要ありません!

 

 

こんな住まいも良いのではないでしょうか?

 

 

こんな南面に大きな窓が3か所もある

お家もありますが・・・

 

 

こんな高い塀に囲まれた

プライバシーが保たれる住宅も

”あり”だと思います!

 

こんな高い塀に囲まれた住宅の間取りには

ある共通点があります!

 

それは・・・

リビングダイニング空間が壁で

囲われているケースが多いのです。

 

 

このようにこの住宅は北面(ダイニング)、

東面(リビングダイニング)南面(リビング)

と広く大きな壁となっており

 

その壁に囲われたリビングダイニング空間

を活かして、ソファの配置を変える

提案をさせて頂きました!

 

 

一般的なリビング空間は

玄関ホールが隣接していたり

和室や洋室、廊下へつながっていたり

するため、ソファの置き場所が

1か所しかないケースもありますが

 

この3方向の壁に囲われたリビング

であれば、家具の配置が容易となります!

 

 

こちらの住宅も同様に広い壁で囲われた

リビングダイニング空間なので・・・

 

 

総幅3m60㎝のデスク兼収納家具を

壁に設置することができました!

 

 

ダイニング側は玄関ホールへつながるドア

と収納スペースの扉があるため家具を

設置することはできませんでしたが、

 

 

北面の広い壁(リビングダイニング)には

デスク兼収納家具

西面の広い壁(リビング)には

テレビボードを配置することができました!

 

これらのようにプライバシーが保たれる

住宅のLD空間は3方向が壁に囲まれる

間取りであるという共通点があります。

 

さらに・・・下の写真をご覧ください。

 

 

こちらの住宅は

高い塀で囲まれた中庭の横に、

ダイニングの奥に、

5.3帖の洋室があり

そこをキッズスペースとして提案した

事例となります!

 

6帖のリビング空間と

 

 

このモデルハウスにはこんな提案を

させて頂きました!

 

5.3帖の洋室(キッズスペース)を入れ替える

家具の配置です!

 

 

この住宅は庭部分をお部屋とすることで

リビングスペースとキッズスペース

を入れ替えることが出来る

 

 

とても使い勝手のいい住宅でした!

 

高い塀で囲む中庭はコストがかかるとが

思いますが、プライバシーが保たれる

住宅となるため、隣近所と交流しなくても

いいという都会的な考え方を好む方には

おすすめな家づくりです。

 

 

こんな間取りのプライバシーが保たれる

住宅はこんな家具の配置を提案しました。

 

 

リビングにはソファ後ろにキッズスペースを

設けて・・・

 

 

ダイニングの奥、中庭横の5.3帖の洋室を

テレワークスペースとした事例です!

 

 

デスクを壁に沿って設置せず

明るい中庭を眺めながら

仕事が出来、かつ

横目で家族がいるリビングダイニング

空間の様子を確認することができる

家具の使い方となります!

 

今年は10件ほどの

プライバシーが保たれる住宅に

家具を提案させて頂きました

 

どの事例もとてもいい感じで

いままでの明るく開放的なリビング

ではなく、

 

 

少し閉鎖的かもしれませんが

隣や家の周辺からリビングダイニング

空間がのぞき込まれない

南向き玄関ではない、北向きや東向き

の玄関で、南面は高い塀に囲まれた

プライバシーが保たれる住宅という

選択肢も”アリ“だと思います。

 

参考にしてください。