幅86㎝にこだわる理由!壁の広さ、幅に合わせたサイズとなります。北欧スタイルのナチュラルコーデ | 家具なび~家具の使い方を提案するブログ~ 名古屋・インテリアショップBIGJOYが独自のアイデアで家具の配置術などを提案

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インテリアショップBIGJOYが手掛けた

コーディネート事例をご紹介します。

 

 

今回はハードメープル柄の明るい

フローリングに、ドア(建具)が

ライトチェリー色(EIDAI)という

内装で、

 

 

キッチン裏の壁面に

ブラウン色、ベージュ色、グレーっぽい

色が混ざったタイル「ピオニーPEO-23」

というタイルが貼ってありました。

 

 

ナチュラルカラーの内装に合わせて

今回はタモ無垢材・オーク無垢材の

家具で統一したナチュラル

コーディネートを提案させて頂きました

 

 

今回どうしても紹介したかったのが

ブログにタイトルにも書かせて

頂きましたが、

「幅86㎝」という数字にこだわった

家具についてお話したいと思います。

 

BIGJOYが独自に考えた

幅86㎝、奥行き86㎝にこだわった

家具、通称「ハチロク家具」ですが

今回のコーディネートに置いても

間取りを活かした家具の配置を

可能としてくれました。

 

 

 

今回幅86㎝の家具、シェルフを

提案した場所は

インターフォンやスイッチのある

壁面の下です。

 

 

ダイニング奥に設けられた

インターフォンの画面のある

壁面は幅91㎝ほどでした。

 

 

その幅91㎝ほどの壁面に
幅86㎝の収納家具はピッタリなのです
ぴったりという理由は
幅91㎝の壁面の側面に
コンセント類を差し込む場所があり
幅86㎝のシェルフを壁に対して
つらを合わせると
残りが4.5㎝弱の隙間が空くのです



4.5㎝ほど空いていれば
コンセントを差し込むことができるのでは
ないでしょうか?



先日、コーナーの壁面を使用した
家具の配置術でも幅86㎝だから
できる家具の配置術であり、



以前に玄関ホールからリビングへ
入ってくるドアの右側の壁面に
幅86㎝の家具を納めることができた
のも壁の広さ、壁の作り方が
関係しております。



日本の木造建築の場合
柱と柱の間、柱の芯から芯までが
910㎜間隔となることが多く
片側が壁面の場合、
その壁の広さは幅90㎝ほどとなります
また、ドアの枠などがある場合は
幅88㎝ほどとなるため
幅86㎝の家具はそんな壁にぴったり
と納まるのです。

また、幅86㎝は畳の大きさとも
近い数字であるため
(畳のサイズは京間、中京間、団地間
など種類によって異なる)
以前に4畳半ほどの間口の畳コーナー
に幅86㎝のシェルフを3本ならべること
ができました。



畳1畳分のスペースに幅86㎝のシェルフを
2本並べることもできました。



さらにはキッチン裏の壁面にも設置
することができました。
キッチンのサイズは幅2550㎜ほどが
多く、壁を40㎜(4㎝)大きくした場合
キッチンのサイズ
2550㎜+40㎜(壁)=2590㎜にたいして
幅860㎜×3=2580㎜+10mm(巾木)
で2590㎜となるため
キッチン裏の壁面に幅86㎝の収納家具
が3本並ぶのです。




(2枚目の写真は幅2m70㎝のキッチンの裏面に設置した事例)

日本の住宅を考えると
幅86㎝ピッチの家具のサイズというのは
お部屋に置きやすい家具のサイズ
ではないかと考えたのです。

つまり
幅86㎝×2=172㎝
幅86㎝×2+43cm(86㎝の半分)=215㎝
幅86㎝×3=258㎝
幅86㎝×3+43cm=301㎝
幅86㎝×4=344㎝
というサイズはとても良いサイズ
であると考えます。

間取りでよく見かける柱の芯から芯で
3640㎜という表示の場合
両側が壁で仕上がっていると
壁の内側、有効寸法は3m50cmほど
となるため、86㎝×4=344㎝は
ちょうど納まるのです。

例えばテレビボード172㎝に
両端に収納家具とデスクを設置する
場合、幅86㎝の収納家具と
幅86㎝のデスクと合わせて
幅3m44cmの収納家具となるのです。

日本で企画されている多くの家具は
だいたい5㎝ピッチ、10㎝ピッチで
扉のサイズから家具の幅がきまるため
幅90㎝ピッチ(1枚の扉が45cm)
幅80㎝ピッチ(1枚の扉が40㎝)
数字で作られるため
幅120㎝(幅40㎝×3)や
幅160㎝(幅40㎝×4)というサイズが
多いのです。

BIGJOYが独自で考えた
幅86㎝、もしくは奥行きが86㎝とし
高さも70㎝で統一するという
家具のモジュール化、
「86(ハチロク)家具」「70(ななまる)
家具」という考え方があれば
いろいろな家具の配置を可能とする
のです。

ここ最近入荷したテレビボードは
幅86㎝のモジュールで設計された
ものがあります。
デスクや収納家具を組合せて
いろいろな表現ができるのです。
(近日中にご紹介できればと思います)


少し小難しくなりましたが
幅86㎝にこだわる家具は
壁の有効幅と密接に関係しております



高さも70㎝とすることで
腰窓下のスペースに設置しても
カーテンと家具が干渉することがなく
ダイニングテーブルの高さ70㎝や
ソファの高さ70㎝とも
合わせるといろいろな使い方が
可能となるのです。





それが
「86(ハチロク)家具プロジェクト」
なのです。
(BIGJOYが勝手に呼んでいる呼び名)



幅86㎝高さ70㎝にこだわる家具は
今後どんどん開発していくつもりなので
ご期待下さいませ。

さて最後にコーディネートについても
お話させて頂きます。
今回の家具のチョイスは
幅86㎝のシェルフのみ
こだわったのではなく
ダイニングテーブルの形にも
こだわりました。



ダイニング横の通路を少しでも
広く感じることができるよう
変形タイプのダイニングテーブルを
提案しました。



シェルフ側が大きく弧を描き
カーブすることで通路が広くなるのです



玄関ホールから2階への階段
スペースまでのメイン導線を
広く感じることができるよう
配慮した家具のチョイスなのです。

ダイニングチェア、サイドボード
テレビボード、リビングテーブル
のすべてのアイテムを丸脚で
先が細くなったデザインで統一し
丸みのある印象の家具で
合わせております。



それゆえラグを円形とし
リビングテーブルも円形、
ソファ横のスツールも円形、
ダイニングテーブルの一部が
弧を描くといった
曲線が入った北欧スタイルの
コーディネートを提案させて
頂きました。



何かデザイン的要素、色
などを統一することで
まとまりのある住空間となるのです。

ナチュラル色でぼんやりとしがちな
雰囲気にアクセント的にタイルが
入り、空間を締めてくれました。



とても素敵なリビングダイニング
となりましたので
是非参考にしてください。







 

 

 

 

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