はじめに
このテーマでは、デンマークの家具デザイナー Hans J. Wegner(ハンス・ウェグナー)が、張りぐるみの椅子を得意とした工房AP Stolen向けにデザインした椅子を紹介しています。
AP Stolenについて
Anker Pedersen (AP)が創始者の椅子(Stolen)工房なので AP Stolen。
AP Stolenの製品型番は、ほぼ時系列通りに振られているので、全体を通して見るとウェグナーのデザインの変遷がよく分かります。
過去記事は下からご参照ください。
参考文献は、ウェグナー家具の販売代理をしていたSalesco社の1967年のカタログ。
AP-64について
前回は、イージーチェア 『 AP-63 』をご紹介しました。
今回は、型番『 AP-64 』をご紹介します。
カタログに掲載されたチェア『 AP64 』の画像です。
デザイン
196?年頃
サイズ
幅:84-216 cm (1−3人掛け)
奥行き:78 cm
高さ:75 cm
素材
生地:ファブリック or レザー
フレーム:チーク、オーク、ローズウッド
1967年当時の価格(DKK)
不明
使用生地量(カタログ値)
不明
コメント
肘掛が外向きに巻かれているような、チェスターフィールドソファを想起させるラウンジチェアです。
AP-62、AP-63に続き、どこかクラシカルな印象があります。
この頃は流行りのせいかわかりませんが、硬派なものが多いです。
3人掛けになると存在感があります。
座のみが置きクッションで、羽毛が入っているのか気になるところです。
海外でもほとんど市場に出てきませんが、日本で見かけないのはウェグナーらしさが感じられず需要がないかもしれません。
座ったことがないので座ってみたい椅子の一つです。
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このテーマの過去記事
・ハンス・ウェグナー カンファレンスチェア『 AP-57 』
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北欧家具 hisagu
茨城県つくば市牧園9−21
HP: https://kagu-hisagu.shop-pro.jp/
実店舗オープン:土日祝日 12:00〜19:00
平日:HPトップの営業日カレンダーを参照下さい
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