ハンス・ウェグナーイージーチェア『 AP-61 』

はじめに

このテーマでは、デンマークの家具デザイナー Hans J. Wegner（ハンス・ウェグナー）が、張りぐるみの椅子を得意とした工房AP Stolen向けにデザインした椅子を紹介しています。

AP Stolenについて

Anker Pedersen （AP）が創始者の椅子（Stolen）工房なので AP Stolen。

AP Stolenの製品型番は、ほぼ時系列通りに振られているので、全体を通して見るとウェグナーのデザインの変遷がよく分かります。

過去記事は下からご参照ください。

参考文献は、ウェグナー家具の販売代理をしていたSalesco社の1967年のカタログ。

AP-61について

前回は、イージーチェア『 AP-60 』をご紹介しました。

今回は、型番『 AP-61 』をご紹介します。

カタログに掲載されたチェア『 AP61 』の画像です。

デザイン

196?年頃

サイズ

幅：77-251 cm (１−４人掛け)

奥行き：? cm

高さ：79 cm (87 cm)

＊ ()内はハイバックバージョンのサイズ

素材

生地：ファブリック or レザー

フレーム：チーク

１９６7年当時の価格（DKK）

不明

使用生地量（カタログ値）

不明

AP-60に肘掛を付けた、ロウバックとハイバックのイージーチェアです。

それぞれ２〜４人掛けのソファもバリエーションにあったようです。

AP-60の様な肘掛のないモデルも動線の確保という点で利点が大きいのですが、肘掛がつくとどっしりとして安定感が違います。

ヘッドレストや背の置きクッションの形状に独特なものを感じます。

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このテーマの過去記事

・ハンス・ウェグナーのイージーチェア『AP-15』

・ハンス・ウェグナーのイージーチェア『AP-16』

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・ハンス・ウェグナーのパパベアチェア『AP-19』

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・ハンス・ウェグナーのママベアチェア『AP 27』

・ハンス・ウェグナーママベアチェア『AP28』

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・ハンス・ウェグナースツール『AP30』

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・ハンス・ウェグナーソファ『AP32 & AP33』

・ハンス・ウェグナーソファ『AP34』

・ハンス・ウェグナーソファ『AP35』

・ハンス・ウェグナーベンチ？デイベッド？『AP36』

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・ハンス・ウェグナーチェア『AP38』

・ハンス・ウェグナーイージーチェア『AP39』

・ハンス・ウェグナーイージーチェア『AP40』

・ハンス・ウェグナースツール/オットマン『AP41』

・ハンス・ウェグナースツール/オットマン『AP42』

・ハンス・ウェグナーイージーチェア『AP43』

・ハンス・ウェグナースツール『AP44』

・ハンス・ウェグナーイージーチェア『AP45』

・ハンス・ウェグナーイージーチェア『AP46』

・ハンス・ウェグナーイージーチェア『AP47』

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・ハンス・ウェグナーアームチェア『AP50』

・ハンス・ウェグナーアームチェア『AP50 mini』

・ハンス・ウェグナーアームチェア『AP50 H』

・ハンス・ウェグナーカンファレンスチェア『AP51』

・ハンス・ウェグナーイージーチェア『 AP 52 』

・ハンス・ウェグナーイージーチェア『 AP 53 』

・ハイバックイージーチェア『 AP 53 H 』

・アームレスイージーチェア『 AP-54 』

・スツール『 AP-55 』

・ハンス・ウェグナーダイニングチェア『 AP-56 』

・ハンス・ウェグナーカンファレンスチェア『 AP-57 』

・イージーチェア『 AP-58 』

・イージーチェア＋テーブル『 AP-59 』

・イージーチェア『 AP-60 』

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ハンス・ウェグナー イージーチェア『 AP-61 』

ハンス・ウェグナーイージーチェア『 AP-61 』