2日に1度のブログの更新を・・・したかったんです | 世界文学登攀行

世界文学登攀行

世界文学の最高峰を登攀したいという気概でこんなブログのタイトルにしましたが、最近、本当の壁ものぼるようになりました。

タイトルの通りです。
本を読んで書く。本を読んで書く。
頑張れば2日に1度くらいのペースでブログを更新できるだろうと考えていました。

全然足りない。
全然。

たとえば、世界文学は100ページ読んだら1記事書くわけだけど、1時間で読める分量が40ページくらいだとすると2時間半。
中公新書は1冊読んで1記事書くから、200ページくらいでも5時間くらいでしょうか。
どちらかを2日で読み切って、1時間かけて感想を書く。
高すぎる目標だね。

本を選べばね、もう少し早く読める本もあると思うんだけどね。
今読んでいる「テス」は、何度も進んだり戻ったりしながら、なめるように読んでいるし、中公新書はそもそも難しいのでね、スッスッとは読めないのよ。
ブログの更新頻度を3日に1日にすると、もう少しゆとりのある読書ライフを送れるのかもしれないけど、2日に1度の更新、全然できてないけど、もう少し頑張りたい。

去年資格試験の勉強していて学んだこと。
つらい思いしてまで学ばねばならぬ、という強固な意志がないと、なかなか勉強ってできないのよね。
仕事の本もね、読む読む詐欺になっているから、とにかくね、もっともっと読むんだ。

最近ちょっと言われてうれしかったことがあって。
妻に、あなたは読んだ本の内容を結構覚えているよねって言われたの。
実感としてはね。1冊の本から学ぶべきことは3つもあれば十分、て僕が参考にしている読書術の本に書いてあったけど、ほんとに何時間も何時間もかけて読んだのに、一行目に書いてあることだったり、脇にそれるような話だったり、そんなことしか覚えていなかったりするのね。
でもさ、その3つくらいは、結構ちゃんと定着していて、他の本を読んでいる時に思い出したり、テレビを妻と見ていて自分の感想の根拠になったり、誰かと話しをするときの引き出しになったり。
このブログも10年くらいになりますからね。中公新書の、感想を書いたものだけでも146冊あるから、3をかけた438個の知識が定着している計算になるよね。
そのうちの3つか4つ、何かの折に話をしただけで、この人は読んだ本の内容は理解して覚えているんだなあと賢く見られるらしい。よかったよかった。

僕も40代を半ばを過ぎつつあって、50歳が現実に見えてきた。
今が楽しいので、若さに対するやっかみとかは全然ないんだけど、人生の残り時間はやはり気になってきたので、意識的にもっともっと、勉強もしたいし、人生を価値あらしめたいと思うようになってきている。
自称勉強小僧が、勉強大人になる時が来ましたよ。