アンニョンハセヨ~
コロナで弱った体に精を付けようと(=言い訳)、ずっと食べてみたかった韓国のカニ料理を買ってみました
■カニ料理が登場した韓国ドラマ
カニ料理で真っ先に思い出すのは「椿の花咲く頃」。
物語の舞台となった架空の町「オンサン」はカニの名産地という設定で、町にはカニ料理のお店がずらーっと並んでいたり、主に女性たちが店頭のたらいでカニをブラシで洗うシーンがありました。
主人公ヨンシク(カン・ハヌル)の家もカニ料理のお店。
ヨンンシクが家でご飯を食べるシーンでは、横に座ったオンマがカンジャンケジャン(ワタリガニの醬油漬け)の身をむいて、次々と息子のご飯の上に乗せる姿が印象的(現実世界で、そのシーンを見たら引く)
ヨンシクオンマ曰く「ケジャンの食べ方で育ちがわかる」そうです
カニの食べ方(剥き方)を知らないほうが過保護な親の愛情に包まれて育ったという意味なのか、育ちがよい人はきれいに食べることができるという意味なのか、謎ですw
あとは、飯テロ映像の宝庫ともいえる「応答せよ」シリーズでは、「応答せよ1994」にカンジャンケジャンが登場しました。
麗水(ヨス)出身のユンジンの実家からカンジャンケジャンが届いて、下宿のみんなで食べるんだけど、サムチョンポが「変な匂いがする」と言い出し、皆がお腹を壊したエピソードです(原因はカニではなかった)。
そして、「応答せよ1988」では蒸しガニが登場。
ヒロイン姉のボラが司法試験の勉強のために狭い下宿暮らしを始めたとき、オンマのおかずをドクソンが届けます。
このシーン、お使いを頼まれたドクソンが、最初は「司法試験の勉強してるからって、そんなに偉いの?」とふて腐れてたのに、狭ーーーーい下宿部屋で一人で頑張る姉の実情を目の当たりにして、大泣きするんですよね
そして、家の食卓で山盛りのカニの脚を食べる両親のシーンと、下宿の食堂スペースで、久々にオンマが作ったご飯を食べるボラのシーン。
ボラに届けられたたくさんの蒸しガニは、胴体部分だけでした
あのシーンは、父が「殻までかみ砕いてやる!」と、カニの脚をたくさん頬張って少し笑えるシーンなんだけど、泣けたなあ
「応答せよ1988」の名シ-ンの1つだと思います!!
……、応答せよ&賢い医師生活の話になると、キーボードを打つ指が止まらなくなる悪い癖
■パットドゥッ(ごはん泥棒)の王様「カンジャンケジャン」
カンジャンケジャンは、「椿の花咲く頃」や「応答せよ1994」以外でも、よく目にするカニ料理です。
韓国では、ご飯をいくらでも食べられる韓国料理を「パットドゥッ(ごはん泥棒)」と言うそうですが、カンジャンケジャン(ワタリガニの醬油漬け)がその代表のようで、メジャーな料理なんでしょうね。
カンジャン(醬油)+ケジャン(生のワタリガニをタレに漬けて 熟成させた料理)の意味だそう。
ちなみに、昨年韓国料理屋さんで食べたカンジャンセウ(生エビのしょうゆ漬け)が、めちゃくちゃ美味しかったです
まあ、そのときは自分的には「ごはん泥棒」ではなく「お酒泥棒」でしたが
■1パックで3度楽しめるヤンニョムケジャン
今回わたしが購入したカニ料理は、生ワタリガニを唐辛子ベースのタレで漬けたヤンニョムケジャンです(たまたま近所のスーパーで売ってたのがそれだったので)
カンジャンケジャンでも蒸しガニでもなく恐縮ですが、きっとヨンシク(@椿)の実家の店のメニューにもあるはすよね!ってことでお許しください
さすがカニ様。1,980円+税という高級品
「ハバネロ」の文字に若干ひるみましたが、食べてみると全然激辛ではありませんでした。
オープン 司法試験の勉強をしていないからなのか、脚しか入っていませんでした
全6脚(?)、カニ3杯分です。
脚だけとはいえ、付け根の部分は可食部もそれなりにありました。
お味はというと、生の魚介漬けならではのねっとりしたゼリー感がめちゃくちゃおいしかったです
とはいえ、いかんせん脚だけなので、カニたべたなーーーーという満足感はほぼなかったですw
そして、温泉卵+韓国海苔+漬けダレをオンザライスで食べたら、まさにご飯泥棒(もはやカニの身の有無はあまり関係ないというw)
翌日は残ったタレをベースにトッポッキを作ったので、1,980円の元は取れた気がします
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次は、ちゃんと胴体の部分を食べてみたいです
ではまた
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