寝かしつけ編②
<昨日からの続き>
いつものように三人並んで布団で横になり、電灯を消した。
30分くらいおしゃべりしていただろうか。
むーちゃんはまだ、眠る気配はない。
そろそろ仕事しなくちゃまずい。
そんな風に思い始めた頃。
「トートチッチ! むーちゃんネンネ!」
<翻訳>
「お父さん、あなたはトイレに行くといい。私はここで眠ろう」
…なんとこっちのセリフを察するかのように、寝室から出るよう促されたのだ!
察してくれた、というのは事実だろう。
と同時に、ボクがいたのでは眠るのに時間がかかるとわかり始めたのかも知れない。
きっとむーちゃん自身もつらかったのだ。
こうして、我が家にもう一つの習慣が生まれた。
①ボクらは三人並んで布団で横になり、電灯を消して、30分くらいおしゃべりする。
②その後、むーちゃんの「トートチッチ!」の合図を受けてボク一人が退室。
③マヨがむーちゃんを寝かしつける。
…これはよくできたシステムだった。
だが同時に、間近に限界が見えてもいた。
そう、マヨは出産を控えていたのだ。
マヨが入院してる間、寝かしつけるのはボクしかいない。
そして退院した後も、マヨは赤ちゃんのお世話で精一杯なはずだ。
…寝かしつけをボクがする。
いよいよ計画は第二段階へと移行する必要があった<続く>。
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