今回の投稿は、自己開発したポップコーンの専門店を運営する、株式会社長崎の路地裏cafe代表取締役の藤原里奈さんです。
・ ・ ・ ・ ・ ・
藤原里奈と申します。
自己開発したポップコーンの専門店を経営しています。
今でこそポップコーン専門店が定着してきましたが、私がスタートした５年程前は、あまり認知度がありませんでした。
まだまだ『ひよっこ経営者』の私ですが、何故ポップコーン屋をはじめたのか、少しお話したいと思います。
私は、平成18年から2年半の間、九州朝日放送の旅番組「るり色の砂時計」にてナビゲーターを務めさせて頂きました。
旅番組では、自分の人生を思いっきり楽しんで、自分のやりたい事を仕事にしている方々の取材が多く、とてもいい刺激を受けました。
私も自分の感じるままに生きてみようと思い、自分探しの旅に出ました。
その中で、スペイン滞在中に、カラフルで楽しいポップコーンに出会いました。
その後も、アロマの資格をとったり、整体の勉強をしたり、デザインの勉強をしたり・・・。
色々な事にチャレンジしてみましたが、どうしてもスペインのポップコーンが忘れられませんでした。
「もっと美味しくて、材料にこだわった今までにないポップコーンができるはず！」
ポップコーンに人生を賭けてみようと思いました。
しかし、ポップコーンのレシピ本すらなかったので、家のフライパンで研究の日々でした。
半年程で、オリーブオイルや茶葉、フルーツ等を使用した、今までにない、高級感あふれるポップコーンを39種類以上開発しました。
平成２３年１２月、東京にてポップコーンの事業を開始、平成２６年３月、生まれ故郷の長崎にて、県の「創業チャレンジ応援事業」の支援を受け、cafe併設のポップコーン専門店〔〔株式会社長崎の路地裏cafe〕〕を設立しました。
ポップコーンの原材料であるコーンは、江戸時代に長崎の出島を通して伝来したと言われているので、ヨーロッパの文化が色濃く残っている故郷の長崎でも、絶対にお店を出したいと思っていました。
今では、東京、福岡、長崎の直営店を主に、どんどん広がっています。
お菓子ですらろくに作ったことのない私が、ポップコーンの会社をつくれたという事実が、多くの方の勇気に繋がれば嬉しいと思っています。
女性ならではの発想や、女性だからこそできる事は沢山あると思います。
今ある事から選ぶのも、０から発想するのもありだと思います。
実体験をもって、はじめの一歩を踏み出す無限の可能性の素晴らしさを発信していきたいです。
・ ・ ・ ・ ・ ・
◆関連記事
・白木夏子「皆が輝くジュエリーを目指して」
ジュエリーブランドHASUNA代表
・Naomi「ハワイの伝統文化「ロミロミマッサージ」で起業して日本に癒しを！」
株式会社Aloha703代表取締役
・今井美穂「地域にカリスマ女子を！」
新潟県の地域活性化モデル
◆次回予告
『SHINE!（シャイン）』スタッフです。
次回の投稿は、国内貨物船初の女性船長、そして初のママ船長として活躍中の有限会社三原汽船の寺田美夏さんです。
お楽しみに☆