昨晩の爆笑問題の番組で、感情情報工学の専門家の方が出ていました。
これは脳波から、喜怒哀楽を読みとるというジャンルで、感情の数値化というとんでもない研究に、挑戦されている学問だそうです。
田中さんがマシンをつけて、あんこうを見たり、猫を抱いたりしながら、脳波で気持ちを分析する、という実験をやっていて、なかなか興味深く、楽しく拝見できました。
ちなみに私は以前、緊張とリラックス、だけがわかる脳波マシンの測定を体験したことがあるのですが、その時は、脳波だけでは、喜怒哀楽の感情を読むのは難しいとのお話でした。
でもついに、感情まで分析できちゃう脳波マシンが発明されつつあるのですね。
太田さんは「無限であるはずの感情を、数値化してしまうことで、有限にしてしまうのではないか」、「人に知られず墓場まで持っていきたい感情もある」と話されていましたが、わからないからこそ、具体的に知りたい&解明したいと思うのが、「感情」というもの。でも、最もプライバシーを大切にしないといけない部分でもあって、考え出すと難しいジャンルですね。
感情開放作用のあるアロマを活用したヒーリングやカウンセリングを行っている私としては、人の気持ちを読むために使うのはナンセンスだけど、自分の今の気持ちを確認するために活用するなら、色々役立つマシンなのではと思いました。
悩みというのは、実は「自分がどうしたいのかわからない…」とか、「自分の気持ちがよくわからなくなってきた」という時に、深まってしまうものですしね。
そういえば、先日のTVタックルでは、「日本人の学力をUPして、世界で活躍するエリートを育てるためには、大学受験に必ず理系科目を入れるべきだ」という話も出ていました。
私もこの意見には、ちょっと納得しました。社会人になって仕事をし始めると、実は結構必要になるのが、理系の才能や理系的なロジカルな考え方なんですよね。
私もちゃんと理系分野を勉強しておけば、占星術のマスターもウェブ技術のマスターも、もっと早かったかもしれないし、会話力ももっと上達したのではと、しみじみ思います。
脳波分析のジャンルって、そういう意味では、文系と理系の間に横たわる大きなギャップを埋めてつなぐ、かけ橋になるのかもしれないなと思いました。