以上を持ちまして!?

テーマ:
京都 演劇人 飛鳥井かゞりです。

芝居、朝から5本観ました。
朝、京都マラソン通行規制にぶち当たりまして、
判断ミスでちょっと遠回り。
しかも、何mかバイクを押して歩かねばなりませんでした。
ちょっと早めに出たのが正解で、
観劇時刻には間に合いましたが。。。

ま、芝居のことはさておき、
司会の方が、
先日司会されていた方もですが、
ふたりとも、
「以上をもちまして終了とさせていただきます」
と言ってましたね~。
「以上」は「これを以って」という意味なので、
「以上をもちまして」だと、
「これをもってもって」と言ってることになります。
「頭痛が痛い」とか「落馬して落ちる」と同じです。
でも、とても多くの人が日本語の意味を理解せぬまま
「以上をもちまして」と言ってるんですよ~。
困ったものです。
原稿に「以上を持ちまして」なんて書かれてると
あちゃ~、です。
困った日本語は街に溢れてます。

「珈琲になります」・・
「いつ?!」
「千円からお預かりします」・・「からって
?!
「◯◯円とレシートのお返しです」・・「レシート返すなよ!」
「ご注文のほうはこちらになります」・・「ほうって何?!」
「それ食べれる」・・「ら抜き!」
「行けれる」・・「れ足す!」
「移らさせて」・・「さ足す!」

    【o´m`o】 【o´m`o】 【o´m`o】

日本語は進化していくものです。
でも、間違った使い方が今以上に市民権を得ても、
やはり、私は間違った言葉は使いたくないと思うのです。
間違っていたら,直したいと思うのです。
美しい言葉だからこそ、
大事に受け継いでいかなければと思うのです。

明日もしっかり生きます!



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