◆◆ 科学カフェ京都 第156回定例会 ◆◆
日時: 2018年11月10日(土) 2時~4時30分
話題: 『敗者たちから考える"明治150年"』
――旧幕・佐幕諸藩の出身者たちと明治社会――
講師: 鈴木 栄樹 先生
京都薬科大学 一般教育分野 教授
専門:日本近代史
http://labo.kyoto-phu.ac.jp/kyouyou/eijuszk/index.html
会場: 京都大学理学研究科セミナーハウス
http://www.kyoto-u.ac.jp/ja/access/campus/map6r_n.htm
(上記地図の番号10の建物です)
概要:
今年は、幕府が倒れ、戊辰戦争が勃発し、年号が「明治」と改められてより150年ということで、京都はもちろん全国的にもさまざまなイベントが実施され、また企画され、日本と地域の近代史を振り返るよい機会を提供しています。しかし、ややもすると、この150年は「勝者」、すなわち薩長両藩出身のリーダーを主人公とする、日本のサクセスストーリーに終わってしまうのではないかと心配な面もあります。
本講演では、あえて旧幕府・旧佐幕諸藩という「敗者」たち、あるいは維新の時流に乗りきれなかった地域(諸藩)出身者の側に立って、彼らが明治・大正期をどのように生きたのか、「明治社会」の中での彼らの多様な生きざまを紹介させていただこうと考えております。
講演ビデオ:
質疑応答:
参考: