NHK文化センターで3回の講座をさせていただくことになりました!
『絶望文学館へようこそ
──眠れない夜に「読む薬」』
7/22「辞世の句」
8/26「身体から読む文学」
9/23「生きるかなしみ」
オンラインなので、全国からお申し込みいただけます!
また、それぞれ1週間のアーカイブ配信もあるので、
リアルタイム視聴でなくても大丈夫です!
ご都合のいい日のご都合のいい時間にご覧ください。
ぜひよろしくお願いいたします!
お申し込みはこちらから。
第1回目7/22「辞世の句」については、
以前、ご紹介しました。
今度は、
2回目の「身体から読む文学」についても、
少しご説明を。
この回は、
夏目漱石の『こころ』を「からだ」から読む
ということをしてみたいと思っています。
その他にも、
他の作家の短篇を2つ、身体から読んでみたいと思っています。
通常、文学を読むときは、心に注目して読むことが多いと思います。
登場人物の内面とか心理描写とか。
そういうものを描けるのが文学の強みです。
ですから、
『こころ』という小説はあっても、
『からだ』という小説はありせん。
でも、身体に着目して読むと、じつはまた別の面白さがあるんです!
(私の持っている、夏目漱石の『こころ』の袖珍本です)