本日の産経新聞に書評を書かせていただきました!『人類最期の日々』カール・クラウス著、池内紀訳 | 「絶望名人カフカ」頭木ブログ

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文学紹介者です(文学を論じるのではなく、ただご紹介していきたいと思っています)。
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本日の産経新聞に書評を書かせていただきました!


ネットでも公開になりました。


「『人類最期の日々』カール・クラウス著、池内紀訳 本を読まない人にも薦めたい超大作」

http://www.sankei.com/life/news/170122/lif1701220021-n1.html


私が書評を書くというだけでもおこがましいのに、

なんとあの池内紀先生の訳書! 

カフカの翻訳で有名な池内紀先生です。

ご当人も読まれるかもしれないと思うと、その緊張感たるや……。

しかし、本当に今、復刊される意味が、「なるほどなあ」と納得できる本でした。


書評はまだ2回目なのに、

「登場人物は600人以上、上演には10日以上かかる壮大な戯曲、それぞれ約400ページの上下巻」

という超大作が届いて、

ジョギングを始めたばかりなのに、トライアスロンに出場という感じでしたが、

完走できる面白い本で、本当によかったです。