カフカの『変身』の版画をいただきました。
嬉しくて、部屋に飾ってあります。

虫に変身したグレゴールの部屋を俯瞰したところです。
これが1枚目の作品で、ストーリー全体に渡る連作になっています。
それらがまとめられて、本になっています。
出たばかりの新刊です。
とてもいい本です。
変身/フランツ カフカ

¥2,100
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高名なドイツ文学翻訳家、酒寄進一さんの翻案による文章も入っています。
銅版画は「牧野良幸」さん。
このお名前を見たときに、「あれ?」と思いました。
でも、まさか関係ないだろうと思って、
ねんのためネットで調べてみたら、
同一人物でした!
というのは、
私は音楽好きで、
SACDのマルチチャンネルで聴くのも好きでして、
SA-CDラボ
というサイトのファンで、
メルマガもとっていますし、
Twitterもフォローし、Facebookも登録しています。
それを主宰しておられるのも「牧野良幸」さんなのです。
版画家でありながら、
音楽もお好きで、音楽エッセーを書いたり、
こういうサイトをやっておられるようです。
意外でしたた。
飛鳥新社さんのほうは、もちろん、
私が「SA-CDラボ」のファンとは知らずに、
版画をくださったわけで、
たまたまです。
でも、私としては、
いつも見ているサイトの方が、
じつは本業は版画家さんで、
カフカの『変身』をテーマにされて、
その版画がたまたま我が家にやってくるというのは、
とても楽しい偶然でした。
牧野良幸さんのサイト
カフカ『変身』の本の紹介ページ
カフカ『変身』の版画の紹介ページ