12月31日のカフカの日記 | 「絶望名人カフカ」頭木ブログ

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『絶望名人カフカの人生論』『絶望読書』『絶望図書館』、NHK『絶望名言』などの頭木弘樹(かしらぎ・ひろき)です。
文学紹介者です(文学を論じるのではなく、ただご紹介していきたいと思っています)。
本、映画、音楽、落語、昔話などについて書いていきます。

「今朝、日記をめくって、Mに朗読してやれそうなところを探した」

とあります。
Mというのは、親友のマックス・ブロートのこと。

カフカは朗読好きで、妹たちや友達の前で、よく朗読をしていましたが、
日記まで朗読していたことがわかります。

カフカの朗読で日記を聴いてみたかったものです。

それでは皆様、よいお年をお迎えください。