41
事の発端は些細な事だった。
正孝と弘文が私をからかった。
『お前、理の事好きなんだろ。』
『バレバレだって。』
と。
何故バレたかは分からないが。
当時、女の子同士でお互いの好きな人の事を言い合ったりしていたので多分そこからバレたのだろう。
正孝と弘文にからかわれたが私はしのぶの様に無視していた。
そうしたら正孝がムキになって
『お前の走り方、何か変。』
と言ってきた。
それでも無視していた。
そして更にムキになった正孝が
『俺、知ってるぞ。
お前のかーちゃんスナックで働いているんだろ。
俺のかーちゃんが言ってた。』
と。
私はその言葉に反応してしまった。
正孝と弘文が
『スナックかーちゃんの子供。
スナックかーちゃんの子供。』
と詰ってきた。
表面的には出していなかったが、いつも酔っ払って帰ってくる母が少しだけ嫌いだったのかも知れない。
まぁ、そんな事考えるより先に体が動いていた。
私は正孝に向かって飛び掛かって行った。
正孝と弘文が私をからかった。
『お前、理の事好きなんだろ。』
『バレバレだって。』
と。
何故バレたかは分からないが。
当時、女の子同士でお互いの好きな人の事を言い合ったりしていたので多分そこからバレたのだろう。
正孝と弘文にからかわれたが私はしのぶの様に無視していた。
そうしたら正孝がムキになって
『お前の走り方、何か変。』
と言ってきた。
それでも無視していた。
そして更にムキになった正孝が
『俺、知ってるぞ。
お前のかーちゃんスナックで働いているんだろ。
俺のかーちゃんが言ってた。』
と。
私はその言葉に反応してしまった。
正孝と弘文が
『スナックかーちゃんの子供。
スナックかーちゃんの子供。』
と詰ってきた。
表面的には出していなかったが、いつも酔っ払って帰ってくる母が少しだけ嫌いだったのかも知れない。
まぁ、そんな事考えるより先に体が動いていた。
私は正孝に向かって飛び掛かって行った。
40
わかった事が2つあった。
一つは千恵の事。
友達から聞いたりした結果、千恵はブサイクで男子から嫌われている。
女子が千恵を嫌いな理由は馴れ馴れしいからと。
それを聞いて何となくわかった。
さくら学級で久美の誕生会の時、私にもしのぶにも妙に馴れ馴れしく接してきた。
私としのぶを初対面ですぐに呼び捨てし逆に私としのぶに
『千恵って呼んでね。』
と言った。
上手くは言えないが言葉遣いや態度、空気感など全てにおいて馴れ馴れしいのだ。
ある意味親友、親以上に。
久美の誕生会で感じた小さな嫌悪感の理由が何となくわかった。
ここからは今思えばの推測でしかないのだが千恵はクラスで友達と呼べる人が一人もいなくて、さくら学級へ遊びに行くのではないかと。
もう一つはさくら学級の事。
久美がさくら学級にいる理由がさくら学級の他の子達を見て何となく理解できた。
三年生の神辺くんは誕生会の時、時々奇声を上げていた。
幼稚園児の様に
『僕ねー。僕ねー。』
とよく言っていた。
四年生の丸尾くんは内股で終始モジモジモジモジしていた。
何かを話し掛けても小さく首を縦に振ったり横に振ったりする子だった。
五年生の新美くんは一見、普通だが時々頭を掻き毟っていた。
そしてさくら学級自体まるで幼稚園みたいな内装だった。
久美も私には分からないがそこにいる理由があるのだろう。
一つは千恵の事。
友達から聞いたりした結果、千恵はブサイクで男子から嫌われている。
女子が千恵を嫌いな理由は馴れ馴れしいからと。
それを聞いて何となくわかった。
さくら学級で久美の誕生会の時、私にもしのぶにも妙に馴れ馴れしく接してきた。
私としのぶを初対面ですぐに呼び捨てし逆に私としのぶに
『千恵って呼んでね。』
と言った。
上手くは言えないが言葉遣いや態度、空気感など全てにおいて馴れ馴れしいのだ。
ある意味親友、親以上に。
久美の誕生会で感じた小さな嫌悪感の理由が何となくわかった。
ここからは今思えばの推測でしかないのだが千恵はクラスで友達と呼べる人が一人もいなくて、さくら学級へ遊びに行くのではないかと。
もう一つはさくら学級の事。
久美がさくら学級にいる理由がさくら学級の他の子達を見て何となく理解できた。
三年生の神辺くんは誕生会の時、時々奇声を上げていた。
幼稚園児の様に
『僕ねー。僕ねー。』
とよく言っていた。
四年生の丸尾くんは内股で終始モジモジモジモジしていた。
何かを話し掛けても小さく首を縦に振ったり横に振ったりする子だった。
五年生の新美くんは一見、普通だが時々頭を掻き毟っていた。
そしてさくら学級自体まるで幼稚園みたいな内装だった。
久美も私には分からないがそこにいる理由があるのだろう。
39
いつもの様に集団登校をする際、久美から手紙を貰った。
中を見たら招待状だった。
どうやらさくら学級で放課に久美の誕生会があるみたいだ。
私はしのぶを誘って放課にさくら学級を初めて訪ねた。
さくら学級には久美の他に三年生の神辺くん・四年生の丸尾くん・五年生の新美くんという子達がいた。
あと私と同じ様に久美に招待された一年二組の芝田千恵がいた。
私は千恵を知っていた。
と言うより千恵は有名だった。
千恵は正直ブサイクだ。
鼻の穴がデカイ。
男子は
『ブス。ブス。』
と千恵に言う。
女子にも嫌われていた。
そんな千恵だが久美とは元々特に接点が無い。
私は何故千恵がいるのか不思議だった。
誕生会はみんなで歌を歌ったり久美に絵や工作をプレゼントしたりしていた。
私は勿論しのぶも当日だったので何も持ってない。
ただ居ただけだ。
それよりも私は何故千恵がいるかの方が気になった。
そして何故かは分からないが千恵に小さな嫌悪感があった。
会が終わり帰り道、久美に千恵の事を聞いた。
久美は休み時間よくさくら学級に遊びに来てくれる子だと説明した。
疑問がまた膨らんだ。
中を見たら招待状だった。
どうやらさくら学級で放課に久美の誕生会があるみたいだ。
私はしのぶを誘って放課にさくら学級を初めて訪ねた。
さくら学級には久美の他に三年生の神辺くん・四年生の丸尾くん・五年生の新美くんという子達がいた。
あと私と同じ様に久美に招待された一年二組の芝田千恵がいた。
私は千恵を知っていた。
と言うより千恵は有名だった。
千恵は正直ブサイクだ。
鼻の穴がデカイ。
男子は
『ブス。ブス。』
と千恵に言う。
女子にも嫌われていた。
そんな千恵だが久美とは元々特に接点が無い。
私は何故千恵がいるのか不思議だった。
誕生会はみんなで歌を歌ったり久美に絵や工作をプレゼントしたりしていた。
私は勿論しのぶも当日だったので何も持ってない。
ただ居ただけだ。
それよりも私は何故千恵がいるかの方が気になった。
そして何故かは分からないが千恵に小さな嫌悪感があった。
会が終わり帰り道、久美に千恵の事を聞いた。
久美は休み時間よくさくら学級に遊びに来てくれる子だと説明した。
疑問がまた膨らんだ。