私の欠片 -12ページ目

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私が1年1組で最初に仲良くなった女の子は高山美由紀[たかやまみゆき]ちゃんと原田逸子[はらだいつこ]ちゃんだ。

二人とも私の地区佐久間の隣の古場という地区に住んでいたという事もありすぐに仲良くなった。

美由紀ちゃんは元気いっぱいで明るく人懐っこい女の子。

逸子ちゃんはリーダーっぽいしっかりした女の子。

この二人と遊んでいるとキラキラした気分になって楽しかった。

しかし仲良くなって直ぐに美由紀ちゃんは引っ越した。

同じ町内、同じ小学校ではあるが地区が離れてしまった。

家が離れてしまうとまだ小1という事もあり遊ばなくなってしまった。

美由紀ちゃんは人懐っこく直ぐに他にもたくさんの友達が出来ていった。

私は逸子ちゃんとたまに遊んだ。

しかし逸子ちゃんは久美とは決して遊ぼうとはしなかった。

誘っても断られた。

理由は
『お母さんが久美ちゃんはさくら学級だから遊んじゃいけないって言うから』
と。

でも久美は私から見て全然普通なのだ。

私は不思議だった。

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父は今まで以上に仕事にルーズになっていった。

勿論、家計事情は悪くなる。
母は昼の仕事を辞め、夜スナックで働きだした。

私は小一から鍵っ子になった。

何だろう?

上手くは言えないが少しずつ少しずつ家の中がギクシャクしていった。

父が焼酎の瓶の中に小銭を貯めていたが母がコッソリそこからお金を抜いて喧嘩になったり。

母が仁美さんと遊び過ぎて喧嘩になったり。

父がスナックで飲み過ぎて喧嘩になったり。

父がすぐ仕事を辞めて喧嘩になったり。

私の晩御飯を二人とも忘れていて擦り付け合いの喧嘩になったり。

どんどんどんどん険悪になっていった。

でも二人とも若いので仲が良い時はとてめ仲が良いが、その中でも少しずつ確実に溝が広がっていった。

私は二人が喧嘩しないように家では大人しく素直で時に両親に気を遣ったりしていた。

しかし溝というのは元には戻らずゆっくり広がっていった。






~お知らせ~
土曜日臨時で更新とか言っておきながら出来なくてすいません。

今日のが土曜日分です。


コメ返はまとめて深夜します。


今日は徹夜かも。

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久美には一つ年下の妹がいた。

皐月だ。

あの男と一緒にいたもう一人の女の子だ。

皐月は年長組で私とは違う幼稚園に通っていたので面識はなかった。
(久美は正直分かりません。幼稚園又は保育園に行っていないかも?)


久美の家はかなりご近所。

久美の家に遊びに行った時、心臓はバクバグだった。

しかし、母と祖母と皐月しかいなかった。

何度か久美の家に遊びに行くうちに皐月と仲良くなっていった。

そして仲良くなるにつれて分かった事はあの男は二人の父ではなく父の弟、おじに当たる人だった。
(どうして分かったか思い出そうとしましたが忘れてしまいました。)

しかし話を聞けばそのおじさんは盆と正月ぐらいしか久美の家に来ないという事と、家は少し遠くにある事を教えてもらった。



そしてこの姉妹に会ってから時々ではあるが、あの男の夢を見て魘されたりした。