5月23日
お庭
ちょっとだけ収穫しました(^▽^;)
お庭のジューンベリーっていつ植えたのか調べてみたら、
2005年10月に南のお庭の西の端に植えたと記録が残ってた。
2008年6月に初めて実が成ってるけど、今よりも結構実が多い。
ジューンベリーの木ってなかなか大きくならないっていうのが悩みだったけど、
その頃は樹高1mぐらいしかない小さい木だった。
2009年2月に西の庭に移ってるけど、急に株が2m以上になってるから、
植替えに失敗して新しく購入したものだろう。
今は樹高が3mぐらいにはなってるけど、枝葉が充実しないから大きくならないイメージがある。
翌年6月には、枝葉がある部分いっぱいに実が付いていた。
お庭のジューンベリーは、隔年結果が顕著だ。
写真で見る限り、2010年以降は偶数の年にしかジューンベリーの写真が残っていない。
最近では昨年はそれなりに実を付けてくれてたけど、それでも最初の頃よりは減ってしまった。
今年は実を付けない年だから仕方ないのかも知れないが寂しい限りだ。
家にある果樹栽培の本で調べてみたら、
・栽培は容易、日陰でもいいが西日は避ける。
・2~3年実を付けた枝は実が付きにくくなるので剪定する。
・5月下旬から6月上旬に付ける実は観賞用。
というのがポイントか、ていうか果樹栽培の本で観賞用てなんだ(笑)
本の方は型にはまったことしか分からないから、ネットでも調べてみる。
知りたいのは、結実を促すための剪定の方法。
時期は、落葉樹だから木の生長が止まる11月から3月が適しているらしい。
ただ、寒すぎる1~2月は株にダメージがあるため剪定してはいけないとのこと。
剪定する枝は、
1)徒長枝 (樹の幹や太い枝から、勢いよく真っすぐに上に向かって伸びる枝)
2)胴吹き枝 (樹の幹から直接でる小さな枝葉)
3)枯れ枝
4)ヤゴ・ひこばえ (木の根元から生える枝や幹のこと)
とのことだった。
でも、それは樹木全般にいえる一般的な剪定方法だ。
ジューンベリーは自然樹形が美しい樹木だから、本来剪定しなくても楽しめる樹木だけど、
収穫の量を増やすために枝の更新をしたい。
知りたいのは、2~3年に一度、それまで実を付けた枝を落とす方法について。
なかなか果樹としてのジューンベリーの剪定方法を書いたものが見当たらない。
いくつか調べていると、その中に軽く触れたものがあって、
「3年ぐらい実を付けた枝」は、そのまま切ってしまっても良いようだ。
ただ、単に切ってしまってはジューンベリーの魅力である自然樹形が乱れてしまう。
自然樹形をうまく生かすためには、その枝の根元から切ることが基本になる。
ジューンベリーは、8月には花芽ができるから、
果樹としての枝の更新のための剪定は、収穫後すぐにやるのがオススメ。
ただし、この時期の剪定は株にダメージがあるから、大規模な剪定はできない。
お庭のジューンベリーも収穫後に3本だけ切ってみた。
樹木の剪定に関することで、仕立て方にも触れておくと、
本やネットでは、ジューンベリーの仕立て方は一本立ちを推奨されている。
一本立ちとすることで主幹を中心にして枝葉が張って、
ジューンベリーらしいまとまった樹形に自然に育つからだ。
果樹として栽培するには、収穫量を増やすこと、収穫の作業性を考慮すると、
株立ちにして背丈を手が届く程度の高さに抑える方法もある。
その高さを抑えるため、枝葉が張り過ぎるのを抑える剪定と、
3年ごとの実付きの悪い枝の更新のための剪定をうまく考えて行うことで、
収穫と鑑賞をうまく両立できるようになると思う。
お庭のジューンベリーは教科書通りの一本仕立てだけど、
昨年からひこばえを育てていて、今後2本立ちにする予定。
お庭では、ジューンベリーは果樹として育てているけど、
あくまで周囲の樹木との調和があってこそと考えている。
雑木のお庭にたまたま果樹が植わってるというイメージにしたいと思っているので、
収穫量優先でいきなり5本立ちにして「果樹」を強調するよりは2本で様子をみようかと。
もう一つ、株立ちにするメリットは株自体を更新することも可能になるということ。
ジューンベリーは、生長が緩やかで枝を切ることなんてなかったけど、
これを機に収穫量が少しでも増えてくれたら嬉しいんだけど・・・
(2013年4月20日の記事に育て方と植栽記録を追記)
ジューンベリーの育て方と植栽記録
ジューンベリーの隔年結果について
自然樹形が美しい果樹を育ててみたい方はコチラ・・・
(生長が遅いので大きめのものを選びました)
参考にした果樹栽培の本
何か調べる時、ネットだと不安なので本を読むことが多いんですが、
花木の育て方って詳しく詳細を知りたいと思ったら、
ネットを検索しまくった方が良い結果を得られることが多いように思う。
ただ、検索するにも概要を知ったうえで詳しく調べたい時にネットを利用する方が、
情報が錯綜しにくくて分かりやすいと思う。
そんな時に、果樹の育て方が71種類も書いてあって便利。
ちょっと古い本ではあるが、読むなら中古でもいいってことだと古いのがかえって良い。
撮影機材