6/3(月)新国立劇場 中劇場へ行ってきました。
久しぶりに、駅まで猛ダッシュしました
やっぱり、仕事帰りに見るなら、早くても18:30開演よね
新国立劇場は、初台駅に直結してるから、まだマシですが、お手洗いが思いのほか混んでいて、ちょっと焦りました
開演前に、どうにか1個食べる事ができたので、良かった
あまりにお腹がすきすぎてると、舞台に集中しづらいからね~
この日のwキャストの役は、この方々。
(キャスト表が、貼ってあったみたいだけど、気づかなかった)
ロミオ 岡宮来夢
ジュリエット 吉柳咲良
ベンヴォーリオ 石川凌雅
マーキューシオ 伊藤あさひ
ティボルト 太田基裕
死 キム・セジョン
初演を見てから、見てなかったのですが、全く印象が違っていて、「あれ?こんな風だった?」と、自分の記憶力のなさを再認識しつつ、新鮮な印象がありました。」
舞台装置がかなり変わっていたのと、アンサンブルのダンスが、こんなにも激しかっただろうか。
何より、両家の母親役のソロがあったのもビックリだったし、ティボルトがこんなにも、ジュリエットの事を恋していたんだっけ?
そして、「え?ジュリエットは、キャピュレット夫人が浮気して生んだ娘だったの?一体、相手は誰なのよ
まさかの大公だったりするのか?
」
個人的に一番楽しみにしていたのは、ティボルト役の太田さんでしたが、メイクがかなり濃く、きつめな印象にしてあるせいか、今まで見てきた中で、一番荒々しい感じの役でした。そして、ジュリエットへの叶わぬ思いに苦しむ様子が、切なくて哀れだった
それにしても、スタイルがいいから、あの衣装が本当によく似合う
岡宮君のロミオと吉柳さんのジュリエットは、雰囲気も、歌声の相性も良かった気がします。どちらも、純粋で素直で、真っすぐすぎるゆえに、悲劇へと向かってしまうのが痛々しい。まぁ、ちょっとした時間差が歯車を狂わせてるからこそ、悲劇の度合いが増すわけですしね。
吉柳さんは、歌ってる時は全然気にならなかったのですが、セリフだと、かなり高音のせいか、ジュリエットが、キャピキャピした感じでした。あれは、きっと演出なんでしょうね。私の中では、ジュリエットも割と落ち着いたイメージなんですけどね
まぁ、その分、低音ボイスの岡宮君が、更に落ち着いたロミオに見えました。
それにしても、携帯を盗まれてしまうとは…初演では、多分壊されていた気がしたけど、違ったかな?
まぁ、2人の結婚の発覚が、SNSで拡散されているのが、時代に合わせて変えてきたんだと思うんですが、だとすれば、色々と連絡の取りようがあった気がしちゃうんだけどね
しかし、ロミオがティボルトを刺すのは、ベンヴォーリオが亡くなって、すぐだった気がするんだけど、少し時間差があるのは、あえてなのかしらねぇ~
いつもは冷静なロミオがほんの少し時間が空いても、怒りが収まらなかった事を表したかったのか?
死のキム・セジョンさんは、バレエダンサーですから、当然なのですが、手足が長い。
十字架の上にのぼったり、ダンスだけじゃなくて、色々と動きが大変そう。
でも、十字架にいる事が、まるで神が采配してるかのようにも感じられて、印象的でした。見とれてしまうほど、指先までの動きが綺麗でした。
初演の時とは、振付の方が違ってると思うので、死のダンスも違うでしょうね。
それに、振付担当の方も2人いますから、アンサンブルのダンスの激しさと一糸乱れぬ感じは、今風って感じがしました。
キャピュレット夫人の彩吹さんと、モンタギュー夫人のユン・フィスさんが、出番が多めに感じたのは気のせいかしら?初演でも、あんな風に母親の出番があったかなぁ~
2人の歌声も素敵でした。
同じミュージカルでも、初演、再演と続くにつれて、更にブラッシュアップしたり、時代に合わせて、演出をどんどん変えていくのも、観客としては、キャストが違うだけではない楽しみ方がありますよね。
しかし、エンディングが悲劇である事に変わりはなく、やりきれなさは当然残ります。
そうそう、この日は、初演キャストが4人観に来ていたんですね。
城田君だけは、会場に入ってきてすぐわかったけれど、他の3人がわからなかった。
というか、城田君に隠れて、よく見えなかったのよね
考えてみたら、最近は月曜を休演日にしてる舞台が多いけど、昔芸能人に遭遇したのは月曜日が多かった気がします。
岡宮君のポストは、こちら。
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