え、ここで1回休み? | 華月洞からのたより

華月洞からのたより

ひとこと多い華月(かげつ)のこだわり

 

 

静かに開いた扉から月明かりに銀粉きらきら、

経典を手に入ってきたのはあの方。

最後15秒でまひろちゃん同様TVの前で固まった人々多数。

 

都知事選のため1回お休み。

次回放送は7月14日ですって。

凄いところで切ってくれるわ(誉めてない)。

 

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吉高まひろちゃんの透明感あるお肌が

ライティングで砥の粉を塗ったような

茶色いくすみ肌に変化していく様子、

嫉妬や不満が募っていく内面を

こう表現するんだー。上手い!

「パーソナルカラーって大切ね」と思いました。

 

 

・佐々木酒造宣孝さんとまひろちゃんの意識の差。

これはどうにもなー。

 

宣孝は当時の貴族のスタンダードな感覚の持ち主。

「よきにはからえ」で清濁併せ飲みながら

財を増やすことも出来るし

酒好き女好きで、

和歌も詠めるし舞も上手で言うことなし。

 

基本的人権も児童保護法もへったくれもない10世紀に

孤児にお握りを配っている

まひろちゃんのほうが変わり者なのだ。

それでも

「お、手伝うぞ」とタスキ懸けてやる気になってくれる

宣孝だったら

まひろちゃんは嬉しかったろう。

「道長様は疫病が流行ったおり悲田院まで足を運んでたのに」と

まひろちゃんも視聴者も内心比較してしまう構造が上手い。

 

 

・「左大臣さま」と元カレ絡めて嫌みを言われて

灰をバーっと投げつけるまひろちゃん、痛快でした(笑)。

よけないで真っ正面から灰を浴びる宣孝も

ドスドス足音を立てて出て行くまひろちゃんもよかった(笑)。

『源氏物語』のなかにも髭黒の大将が北の方から

灰を投げつけられるシーン、ありますよね。

 

それほど好きっていうわけでもないから

穏やかに暮らせそうと思ってたとおり

結構仲良くやってそれなりに楽しかったり

好きっていうわけでもないのに

足が遠のくと不安になったり

腹が立ったり嫉妬したり

 

まひろちゃんの心の内には

宣孝に入ってほしくない領域が

深くふかーく存在しているのに

宣孝との関係に振り回されてしまう。

人間の心って不思議。

 

 

次回はまひろちゃんと道長はああなって

宣孝は結局桐壺帝の立場になるんだろうね。

そうなってから、

まひろちゃんは宣孝の懐の深さや優しさを

痛感するのだと思うし

宣孝が亡くなってから

どこか安心して愛し始めるのだと思う。