大徳寺・龍源院 | 華月洞からのたより

華月洞からのたより

ひとこと多い華月(かげつ)のこだわり

 

3日目

 

臨済宗大徳寺

龍源院へ

 

大徳寺塔頭のなかで最も古いお寺で。

創建は文亀2年(1502)と伝わります。

室町時代の禅宗方丈建築として

その遺構を完全にとどめている唯一の建造物。

 

・・・・・

お訪ねするのは何度目でしょうか。

大好きなお寺。

 

 

 

 

 

 

書院

 

 

縁側の向こう

横に長い南向きの小さなお庭は「滹沱底」(こだてい)

別名「阿吽(あうん)の石庭」。

 

 

「阿」の石は緑に半分隠れてます。

 

・・・「吽」

この日の太陽の当たり方が絶妙でした。

 

 

 

 

床の間脇のガラスケースには

現存する日本最古の種子島銃(天正11年(1583)の銘記あり)

 

 

下段の碁盤は秀吉と家康が対極した折りに使用されたもの。

 

 

 

創建当時からの井戸。

左手の板塀の向こうは書院の「滹沱底」

右手は方丈の前庭です。

 

 

 

方丈

室中

 

 

 

 

方丈前庭「一枝担」(いっしだん)

秋分の日を少し過ぎた頃の真昼の陽射しは、

残暑というには強烈すぎました。

白砂の大海原がまぶしかったです。

 

 

 

 

 

 

方丈 檀那間

(お寺の方が檀家さんや世俗の人と会うときに使用した)

 

 

 

 

開祖堂

 

 

 

竜吟庭

方丈の裏、北向きのお庭

苔が見事なお庭なのですが、

今年の猛暑の影響はあったと思います。

 

 

 

 

 

 

 

そして我が国で最も小さい石庭「東滴壺」

 

 

 

 

 

 

私も心のなかに東滴壺を持ちたい。