遅くなりましたが、マイルCSの全馬を評価して行きます。
アイムユアーズ
父ファルブラブ自身は中山競馬場で変則開催されたジャパンカップを
勝つなど、父に欧州系フェアリーキング(サドラーズウェルズの全弟)
を持ちますが、日本ではマイル前後の距離で活躍馬を輩出しています。
クラシック路線は無理をして、長距離のオークスや本来より長いクイーンS
などを使ってきましたが、やはりマイル以下がベストでしょう。
コースや距離に関しては今回絶好の条件となるでしょう。
最終追い切りから調子も良さそうで、力関係だけですが、
好枠に入れば十分通用出来そうです。
エイシンアポロン
調教の動き、タイムからは復調気配を感じます。
さすがにGⅠ馬ですから、精神面などの面で回復すれば
いつ激走されてもおかしくありません。
荒れた馬場、週末の雨はこの馬にとって100%プラスに
なり、本来レース巧者。
激走の可能性は十分に秘めた大穴です。
ガルボ
近走はマイル路線でほとんど崩れていません。
人気になりにくい今ですが、レース巧者で京都も得意。
相手関係でもほとんど差はないでしょう。
後はペース次第。あまり前が速くなると、相対的に前で
競馬をするこの馬にも厳しくなりますが、安田記念のレコード
決着にも0.5秒差と対応出来ています。
グランプリボス
やはりGⅠを2勝している力は伊達ではありませんね。
前走見せた豪脚は、相手を力でねじ伏せたと
言って良い強い勝ち方でした。
安田記念前の波の荒らさは、海外遠征の疲れを引きずって
いたと見るしかないと思います。
今回も豪脚で相手をねじ伏せる力はこの中でもトップクラス
ですが、1番人気になって全幅の信頼をおけるほど
信頼感はないですかね。
コスモセンサー
2走の負けで人気急落でしょう。
休み明け初戦は超ユルユルの仕上げ。
富士Sは中谷騎手のペース配分ミス。
力では劣っていないでしょうし、シルポートと共に
ペースを握れる強みがあります。東京の直線を自ら押し切れる
力を持っているだけに、京都外回りの坂を利用したロングスパート
なら、簡単には止まらないでしょう。
調教も一変して、ここが本番という絶好の仕上がりです。
サダムパテック
栗東坂路51.0と抜群の時計を叩き出し、調子は上向き。
今のこの馬に取っては距離的にもマイルは合っているでしょうし、
直線長いコースは滅法得意。
元々皐月賞2着でオルフェーヴルに食い下がった力を
忘れかけられている頃。
得意の京都でそろそろ一発があっても。
サンカルロ
今回珍しく3頭併せの最終追い切りを行っており、
時計、動き共に抜群でした。状態はとても良いでしょう。
マイルはこなせないとは思いませんが、やはり1400mがベスト。
雨で渋ればチャンスはありそうですが、京都コース自体は
あっていなさそうなところが気になります。
ただ、力関係的に相当人気が落ちそうなのは魅力的です。
シルポート
ここ3戦はさすがに飛ばしすぎで、自ら自爆しているような物。
今回川田騎手に変わった事で、どうかわるか?
先行勢は揃いましたが、確たる逃げ馬というのはこの馬のみ。
絶妙なペースでの逃げが決まれば、得意コースですし、
なにより重賞3勝馬。
舐め腐っていると忘れた頃のシルポート???
京都で穴を演出するのは得てして人気薄の逃げ馬という
事だけは忘れてはいけません。
ストロングリターン
安田記念のレコード勝ち馬で、一昨年の安田記念も2着すから、
現マイル路線で1.5枚ほど力が抜けている事は明白です。
血統的には東京マイルがベストですが、京都がマイナスに
なるイメージはありません。
裂蹄の影響は気になりますが、叩いて2戦目でピークの仕上がり。
後は輸送をどう取るかですね。
ダノンシャーク
惜しい競馬が続いていますが、力的には差はないでしょう。
なんでも出来る器用な優等性タイプだけに、逆に勝ちきれない。
今回も好位追走の競馬で、ペースも上がる見込み大。
うまく抜け出せても決め手で劣ってしまう。
そんな印象があります。
ディープ産駒は京都は要注意ですが。
テイエムアンコール
栗東Eコースで最終追い切りを行いました。
ラスト1F14.4秒とさすがに今回は叩きでしょう。
30ヶ月の休み明けで8歳馬がこの舞台では今回は様子見。
ドナウブルー
調教の動きは前脚の掻き込みや闘争心が非常に感じられる
充実度が目一杯に出ている好内容でした。
このレースは出走頭数に対して、牝馬の好走馬も多く、
京都適正、マイル適正だけで牡馬をやっつけるだけの
魅力があります。
ファイナルフォーム
デビュー以来3着外無しのディープ産駒。
非常に人気しそうですね。
前走内容も好内容でしたし、いきなり通用してもおかしくありません。
追い切りも同厩GⅠ馬2頭相手に先着と好調子。
ただ、世代GⅢ1着とステップの富士S2着でいきなり
抜群の仕上げで来る古馬GⅠ級相手は厳しい気もします。
フィフスペトル
美浦CW6ハロンの最終追い切りで、仕掛けてからの反応は
抜群、非常に良く映りました。
元々昨年の2着馬ですし、本来ベストはマイルの距離。
色気を出してスプリンターズSに使ったところで、本物の
スプリンター相手ではさすがに分が悪いでしょう。
人気が下がるようであれば、面白い1頭。
フラガラッハ
2戦の敗戦で一気に人気が落ちそうですね。
ポートアイランドSで見せた豪脚は、やはりGⅢクラスでは
格が違うように思いました。スローの瞬発力勝負を終いの
脚だけでブッコ抜くのは父デュランダル譲り。
今回もハイペースになる可能性も高く、後方から終いの
脚だけにかければ、人気薄でも頭まである1頭ですね。
マルセリーナ
古馬になり、牡馬相手で2戦のみというのは気がかりですが、
力的には通用すると思います。
栗東CWコースで、ラスト1F11.3秒と素晴らしい伸び脚を見せ、
前走から上積みも十分。
ディープ産駒得意の京都ですし、一応GⅠ馬。
人気も無いでしょうから、面白い存在かもしれません。
リアルインパクト
こちらもディープ産駒で、安田記念の勝ち馬ですから、
侮れません。安田記念以降勝ちに恵まれませんが、
崩れず走っておらず、やはり別定GⅡでは斤量を
背負わされる事が絶妙に影響している印象。
他の馬と同斤量になれば、もう一発決めてくれても。
レオアクティブ
前走の敗戦は、1400mにしてはペースが緩かった事で
結局スローの瞬発力比べになり、終いの脚だけに賭ける
この馬に取って、後方一気策が逆に裏目に出た印象。
上がりはグランプリボスと同じ最速ですし、
世界レコードで駆けた京成杯AHの内容から、
古馬1線級相手でも十分末脚はレベル上位でしょう。
難解な一戦だけに、穴馬をキッチリ見極める事が
馬券奪取には絶対必要ですね。
現時点注目の穴馬1頭目
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