人は他者とともに生きることを学ぶ〜「対話とは何か」〜 | もしかして発達障害?捉え直しでお母さんがホッとできる響育のヒント<心理学×脳科学×量子力学>

もしかして発達障害?捉え直しでお母さんがホッとできる響育のヒント<心理学×脳科学×量子力学>

幼い頃から仏道に縁し、「生きる」ことを問い始めたのは15歳のとき。『発達障害から知る子育て』の著者であり、子育て支援カウンセラー• スピリチュアリティコーチであり、国語科講師としての立場からも「子育て」「教育」のあり方を提案していきます。

子育て支援「響育」カウンセラー・ 

スピリチュアリティコーチの岡田和美です。


お読みいただきありがとうございます。


教育を世界平和へ繋げるライトワーカーと

して、「幸せ基準」を推進しています。

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今日は「論理国語」の授業がありました。

扱った単元は「対話とは何か」。

本文は、言語教育学者細川英雄さん『対話を

デザインする』(2019年刊)によるものです。


「対話」と「会話」とはどう違うのか。

「会話」は、本文にある「おしゃべり」と

同じ意味だと捉えました。


本文から抜粋しながら内容をまとめてみます。


「対話」と「おしゃべり」。

どちらも簡単にいえば、「相手と話すこと」

なのですが


「おしゃべり」とは、相手に話している

ように見えながら、実際は、相手のことを

考えない活動


少し難しくいうと、他者不在の言語活動


いわゆるおしゃべりの多くは、かなり自己

完結的な世界の話


実際は、モノローグ(独り言)に近い


これに対して、ダイアローグとしての

対話は、常に他者としての相手を想定した

ものなのです。

自分の言ってることが相手に伝わるか、

伝わらないか、どうすれば伝わるか、なぜ

伝わらないのか、そうしたことを常に

考え続け、相手に伝えるための最大限の

努力をする、その手続きのプロセスが

対話にはあります。



では

対話によって人は何を得ることができるの

でしょうか。

あるいは、今、対話について考えることは、

私たちにとってどのような意味を持つので

しょうか。





このまま続けて引用します。


まずあなたは対話という言葉の活動によって

相手との人間関係を作っています。

その人間関係は、あなたと相手の二人だけの

関係ではなく、それぞれの背負っている背景

とつながっています。


その背景は、それぞれが関わっているコミュ

ニティと深い関係があります。

相手との対話は、他者としての異なる価値観

を受け止めることと同時に、コミュニティと

しての社会の複数性、複雑さをともに引き

受けることにつながります。


だからこそ、このような対話の活動に

よって、人は社会の中で、他者とともに

生きることを学ぶのです。


(中略)


あなたにとっての対話という活動は、

あなた自身が言葉を使って自由に活動できる

社会の形成のための重要な鍵になるといえる

でしょう。



異なる価値観を受け止める。

社会の複数性、複雑さを引き受けて、他者と

ともに生きることを学ぶ。



私は2020年になってから、大きく出会いが

変わっていき、共通言語がありながら、

違う世界観を味わえる交流が、とても楽しく

なりました。


新年度も、生徒たちとの「対話」を通して、

生きることを学んでいくでしょう。


そして多様性を認めていくことで、豊かさを

感じるでしょう。

 

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