世界観を根底から問い直すほどのレベル/「小さな哲学者」 | もしかして発達障害?捉え直しでお母さんがホッとできる響育のヒント<心理学×脳科学×量子力学>

もしかして発達障害?捉え直しでお母さんがホッとできる響育のヒント<心理学×脳科学×量子力学>

幼い頃から仏道に縁し、「生きる」ことを問い始めたのは15歳のとき。『発達障害から知る子育て』の著者であり、子育て支援カウンセラー• スピリチュアリティコーチであり、国語科講師としての立場からも「子育て」「教育」のあり方を提案していきます。

子育て支援「響育」カウンセラー・ 

スピリチュアリティコーチ、 

「幸せ基準」推進家の岡田和美です。 


お読みいただきありがとうございます。



初めての方へ、プロフィールはこちらです


「現代の国語」の教科書に、中村安希さん

の「小さな哲学者」が掲載されています。


第一段では、


セネガルの首都ダカールの学校で出会った、

とりわけ興味深かった八歳のクラスの

子どもたちのことを


純粋で、エネルギーにみちあふれ、信じ

がたいほどかわいくて、


彼らはまさしく、宇宙から来た魅惑の

哲学者たちだった


と表現されています。



第二段の後半では、


世界をどこで区切るかは、単純ではない

議題だったし、境界線の引き方は、解釈の

仕方で変化した。

言葉で世界を分けるのか、宗教で区切りを

つけるのか、イデオロギーや政治思想で

境界線的を引くべきなのか、考え方は

いろいろだったし、時代の流れで変化も

してきた。

もしも主食で世界を分ければ、セネガルと

日本は友だちで、まさにお隣どうしだった。


質問はさらに難度を上げて、哲学的な示唆

に富み、世界観をその根底から取り直す 

ほどのレベルに至った。


(中略)


先入観や偏見が私たちを常に包囲していて、

既成概念と情報の海に溺れないではいられ

ないのだ。


と書かれています。




私は、筆者の感性に圧倒されました。

だからか、教科書の設問と、用意された

答えには、「センスがないなー」と思い

ました。


問いは、「旅に出て」とあるが、「私」に

とっての旅とはどういうものか。


答えは、自分自身が無知であることを学ぶもの。



確かに本文には、


私はわざわざ旅をして、自分自身の無知を

学んだ


とは書いてあります。


ただ、そのあとに、


とうてい知り得ることなどできない無限の

世界の広がりと、いまだ発見されていない

多くの真実の存在の捉えきれない可能性に

ついて。


と続きます。


ですから、短絡的な答えに感じるのです。



ヨルダン君は、他の生徒に「ヨルダンは

僕の国なんだ!」と誇らしげに言いきった


ことに、筆者は、


八歳の識者たちと不思議な世界を発見し、

新たな見識を深めていった。


と捉えています。

やはり納得できない答え。



日頃から生徒たちには、「自分の感性と

感覚を大事にしてね」と話しているので、

私も感性を大事に、授業でも正直に話し

ています。



「無知」には、謙遜が含まれていると感じ

ました。

子どもたちのことを「哲学者」と表現し、

存在を尊重していらっしゃるあり方が、

とても素敵だと思いますし、だからこそ、

へりくだった表現がされたのだと思います。


筆者の視座は、宇宙にあると感じました。



世界観を根底から問い直すほどの体験。

私もやはり、相手は子ども。

「子育て」で味わいました。


子どもを変えるのではなく、大人が変わる。

 


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