◎コンフィデンス・インターワークス（7374）6月19日終値・1900円
コンフィデンス・インターワークスはゲーム・エンターテイメント業界向けに特化した「人材派遣・受託事業」を展開。
今2025年3月期連結業績見通しは、売上高90億円（前期比20.2％増）、営業利益14億円（同17.1％増）、経常利益14億100万円（同22.6％増）、当期利益8億8200万円（同21.6％増）で、各利益は8期連続の最高益更新見込みとなる。3事業とも好調で、特に2023年8月1日付で合併したインターワークスの効果が大きく今期にフルに寄与する。また、新任取締役となった河野弘氏はソニーグループで経営企画室長、社長室室長、ソニー・コンピュータエンタテインメントジャパンの代表で日本・アジアのゲーム機及びゲームソフト関連事業を統括した経緯を持つ。プライム市場への移行を目指し、その基準達成のため「流通株式時価総額」と「時価総額」について早期達成を目指している。そして注目の年間配当は2024年3月期に前期比7円増配の55円としたのに続き、2025年3月期年間配当はさらに10円増配の65円（中間30円、期末35円）に引き上げて、配当性向は46.4%、19日終値1900円での配当利回りは3.4%に達している。
株価は2021年7月上場時の4120円を高値に調整に転じ1400円台で安値を形成。そして5月の好決算発表後に上放れ1800円ラインを挟んで続いていた持ち合い上放れの動きを見せている。有配銘柄は小型株ファンドの組入れ対象ともなるが、プライム移行を目指す好業績、好配当利回り銘柄として一段の上値が期待できそうな動きとなっている。
注）当レポートは値上がりを保証するものではありません。売買の最終判断はご自身の責任でお願いいたします。