本日の日経平均は前日比379円高の3万8482円と大幅反発、TOPIXも同15.7ポイント高の2715.7ポイントと反発。業種別では全33業種中27業種が上昇、6業種が下落。東証プライムの騰落銘柄数は値上がり1178銘柄、値下がり418銘柄、変わらず50銘柄。東証プライムの出来高は14億1403万株、売買代金は3兆4100億円。
17日のNY株市場で、NYダウが反発しナスダック総合指数も6日続けて史上最高値を更新したことを受け朝方から買い戻しが先行。一つの関門となっていた一目均衡表「雲下限」（3万8449円）を終値でギリギリ回復した。しかし、SQ値を上回るかどうかでその後の一ヶ月の相場が弱いか強いかのジンクスにもなっているが、高値は3万8570円と幻のSQ値の3万8535円35銭は回復出来ていない。また、5日線（3万8598円）も下回ったままで、現状は下げ途中のアヤ戻しといった判断。まずは一目均衡表「雲下限」に5日線をきっちりと回復してくるかがポイント。回復出来ないとフシ目の3万8000円が再び下値意識されてくる。
個別では、11日に注目してみたいとしたコンフィデンス・インターワークス7374（11日終値・1823円）は、翌12日に一時86円高の1909円までピン付いたあと足踏みしていたが、本日は112円高の1950円と大きな陽線を打ち立て持ち合い抜けの動きを見せている。グロース市場の強弱感はまだ分かれるが、コンフィデンスのように業績や配当面でしっかりした銘柄は見直される動きが出ている。