レブル250 シート交換と共に改造① |  左利きの雑記。

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あまのじゃくが独特な視点と感性で日常を描いております。
主にバイクとバス釣りがメインの内容です。

これ普通にやったら3部作になるなってところを。何とか長めの2部にギュッとしますw

 

え~前回のプロローグ編で出した結論はですね。

アンコ抜き!だったんです。

え?純正シートを削るって事?そう。それも悪くなかった。悪くなかったんだけど。それをやると失敗してしまった時に後戻り出来なくなるので。「失敗しちゃったから、やっぱ無ぁーし♬」って出来るように保険を設ける必要があったんです。

 

でムーさん理想のシート探していたわけですから「そいえばこんなシートあったな」っての覚えていたワケですね。じゃあそのシートをベースにやってみようかって事で。

(゚Д゚)買いました。エンデュランス!

 

コレどんなシートかって言うと。

こんな感じので、フラットシートって言います。

ノーマルより3cmアンコ盛りしてあるっていうタイプのシートになります。

レブルって基本的に低い姿勢で猫背気味に上体をかがめて乗るのが最高にカッコイイ乗り方で。開発者もそういう意図でポジション決めをしているんですけど。

やれ「ハンドルが遠い」だぁ「シートが低すぎる」だぁ。まるでスクーターにでも乗ってるのかって思えるような直立姿勢で乗りたがるヤツがいるんですよ。

そんな人たち向けに開発されたシートでございまして。

はい。ご覧のように座面がほぼ平らと言いましょうか。超肉厚シートになっております。

※メーカーHPから販売用に引用されたものを引用したものですw

 

はい。もうおわかりいただけましたね。

低い所に高く盛る、アンコ盛りは難しいけど。ただのアンコ抜きならまだ出来そう。

だったら最初から高く盛ってあれば、それを理想の高さまで削ればいい。

 

まぁ正直こんなのメーカーに失礼極まりないですよね。

でもしょうがないんです。(゚Д゚)そういうシートをどこのメーカーも出してくれていないんだから、自分で生み出すしかないでしょ!

みんなデザインばっか気にして。座り心地を純正基準にするっていう金太郎飴みたいなシートばっか作りやがって!もっと他社に無い尖った製品作れよぉーw

だったらグチグチ言ってねぇで手前ぇでやってみろや!って話。

 

(゚Д゚)ムーさんは図工5という優秀な成績で小学校を卒業しているんで!

技術はそこそこですが、想像力が豊かな子でしたwww

 

んん!とても社外品とは思えないくらいシッカリした構造ですね!

って思ったらこれ純正だね。

( ゚Д゚)このシートベースだけをホンダから取り寄せているのか。はたまたエンデュランスがもしかして純正シートのOEM生産に携わっているのか。はたまた純正シートを作っている工場に依頼をかけているのか。知りません。

 

 

え~では早速。

合皮を張っているステープル(ホチキス)を全部抜きます。

 

(・∀・)はい!製品状態で試乗さえしておりません!フラットシートがどんなんか知りません!メーカー泣かせすぎる悪質で卑劣かつ残忍な行為だと認識しております!

 

 

合皮を剝ぐとこんな感じです。

ウレタンフォームと言おうか。ウレタンスポンジですね。

 

厚みがあるから純正より柔らかいような気がしますが。たぶん純正と同等でしょう。

 

 

そんなわけで。アンコ抜きする部分を決めます。

今回難しいのが、手元にバイクが無い状態で作業を進めるところ。

つまり乗車のイメージで削らないといけないってところですね。

 

どんくらい削っていいものかよくわからないので。

ひとまずこれくらいエグってみましょうか。

 

基本的に後ろ座りしたいので、前に肉を残し、後ろだけをひたすらエグるイメージ。

 

紙で片側を転写して基準は完成です。

 

 

今回研削で使用するのがコチラの専門ヤスリ。

(・∀・)何これ超ヤヴァくな~い!?シート削る用に最初からアール付いてるんですけどぉ~!加工無しでそのまま使える最強サンディングツール!ダイソー!

 

 

もうコレでひたすらズグズグと削り込んでいきます。

このフィーリング。例えるなら。カーペットをたわしで擦ってる感じ。

 

んん。荒い紙ヤスリよりぜんぜん早い。

ムキに力入れすぎると、スポンジが引っ張られてささくれるから注意して。

 

(´ー`)なんだろ。ワークス気分w 俺今チューニングしてんな~って感じw

 

この写真だけ見てると何かザクザク掘れて楽しそうでしょ。

(・∀・)それがねぇ~。そう思うだろうけどその通りっwww

 

 

とりあえず決めた位置まであらかた削り終わりました。

 

この状態で試し座りしてみた結果。めっちゃおしりがタイトにフィット!

これがイイんだかどうだかわかんないけど。キン〇マが圧迫されるのでw

ちょっとだけ前方を延長。

 

そして、おろし金から#60の紙ヤスリにチェンジして。エッジを落とすと。

これは#120の紙ヤスリで全体を慣らしていますが。たぶん#100以上は意味無いね。

下手に番手を上げすぎると、発泡乱れを拾って変な凹凸が発生します。

 

 

こんな感じになりました。(・∀・)だいぶまともになったでしょ♪

 

んで機能的にはコレで一旦ヨシとしたんだけど。どうも頂点が2つ存在する形状がカッコ悪いなって思って。

頂点を1ヶ所にするために。再び削り込む事に。

 

あんまり微調整繰り返すとわけわかんなくなってくるから、やりたくはないんだけど。

何たって「あぁ削りすぎちゃったぁ~」なんて許されないから。どうしてもジリジリ攻める感じになっちゃうよね。

 

 

でコレが一応削り終わった状態。

浅い部位と深い部位の発泡の荒さの違いがあって、安定して削れないのが厄介ですね。

(いやもともと削ってカスタムする用に作られたモノではないw)

 

 

横から見るとこんな感じになりました。

バナナっつうかブーメランっつうか。

 

 

で後は合皮を戻して終わりってなりますが。

シートをカスタムした事ある人ならご存じ。ウレタンスポンジと合皮の間に、謎のビニールが挟まっているんです。

おそらく~というか確実に防水用のビニールで。合皮のステッチから水が入るので、その水の侵入を防ぐためのビニールです。あと合皮を張った時に合皮の裏地でスポンジを引っ張らない意味もあると思います。不要に見えて大事そうな気がするのでそのまま戻したかったけど。サイズがピッタリすぎて合わせるのが困難だったので。

新たに農ポリシートを挟んでみました。

 

 

(;´ー`)・・・。(シワ寄せずに張れる気がしねぇ~・・・)

 

んでタッカーを使ってステープル(ホチキスの針)を打ち込んでいけば完成です。

 

でも(゚Д゚)どうやらスチール製ではなくステンレス製のステープルがあるというのをネットで確認する。

サビを考えると、そっちで打った方がイイなと思ったので、本日は作業ここまで。

 

帰りに大型のホムセンを3件ハシゴしたものの。ステンレス製のステープルってかなりマニアックな代物っぽいようで。無い。

 

 

そして帰宅して純正シートを改めて確認。

んん~・・・。

 

そして、いつものシャワータイムでレッツスィンク!

 

(゚Д゚)まだ合皮張ってないし。最悪はノーマルに戻せばいいだけだし。

ノーマルに毛が生えた程度の変化では、フルカスタムシートにした意味が無い。

明日!もう少し削ろう!

 

 

というわけで、完成せず②へ続くんです。