1ヶ月前の8月2日にアブガルシア・ホーネットスティンガープラスを上州屋に修理に出しまして、
丁度丸1ヶ月の9月2日に仕上がりましたと連絡が入りました。
ということで、9月4日の仕事帰りに上州屋へ寄りました。
仕上がったロッドを見てすぐ違和感に気づきましたね。
( ゚Д゚)あれ。すんげーピッカピカじゃね?ガイドの種類違くね?って。
とりあえずお店出てすぐのベンチでジックリと観察。
まぁスレッド(飾り糸)はちゃんと同じデザインで仕上がってるんだけど。
ガイドフットが妙にピカピカなんだよな。
2番目のガイドと比較すれば、やっぱり。
もとはサテン仕上げのフットだったのに対して、新しい方はピッカピカに輝いている。
っていうかガイドリングの色も違うな。
(゚Д゚)これシリコンカーバイドのガイドだな。
もうこの瞬間にムーさんの頭の中がぐるぐる―なって状況を察知。
基本的にロッドってほとんどがアジア系の外国製が多く、ガイドこそFujiガイドを使っているものの、日本で流通しているリプレイスガイドは安いハードリングかシリコンカーバイドが主流。アルコナイトってあまり耳慣れないリング素材なんですけど。外国ではシリコンカーバイドよりもメジャーなリング素材のようで。日本みたいに高級ロッドもほとんど無いから、シリコンカーバイドよりも安く、ハードリングよりも強いアルコナイトリングが多いんだとか。(実際はよく知らないけどw)
んで特に今回使われているKガイドだと磨きステンレスのシリコンカーバイドしか部品として無かったんでしょうね。
アルコナイトよりイイ素材になっているので、機能的にはまったく問題無いのだけれど。ただ見た目がちょっと変わっちゃうので、そこだけマイナスかな。
シリコンカーバイドリングを使っているスコーピオンと比較すると。
ほら。リングの色もガイドフットのピカピカっぷりも一致。
※ハードリングは焦茶色っぽい色で、アルコナイトは黒っぽく。シリコンカーバイドはガンメタっぽいです。一番いいトルザイトは色こそアルコナイトに近くなるけれど、リングの薄さがぜんぜん違います。
ところで修理代は?
3000円+TAXですね。
高くもなけりゃ安くもないといった感じでしょうか。
でもこれ部品だけでも1200円くらいすると思うんだな。(仕入れはもっと安いとは思うけど。)
そう考えると安い気がするな。