十数年ぶりのまともなキズ修理 |  左利きの雑記。

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あまのじゃくが独特な視点と感性で日常を描いております。
主にバイクとバス釣りがメインの内容です。

ジョンが自動二輪の免許とってからもう3年くらい経ったのかな。

GSR250に乗り始めて1~2ヶ月くらいだった頃。Uターンしようとしてコケたらしいんだ。

でフロントフェンダーがこんな感じになっちゃったワケだな。

 

どうせまたコケっからしばらくそのまま乗ってた方がいいよって、で1年コケなかったら交換すればイイんじゃない?って話はしていたんです。

で実際に1年コケずに乗って、無事各所の部品を交換したんですけどね。

 

どうやらこの色(ガンメタ)のフェンダーが生産終了で部品が手に入らなかったらしい。

 

(・ω・)じゃ黒でいいじゃん。って勧めたんですけど、どうしてもガンメタが良かったみたいで。

そこから更に丸1年くらいかな。ムーさんの知らない所でもがいていたようで。

ネットで中古部品を探したり、自分なりに修理方法を模索していたようですね。

 

でまんまとハメられたというか何というか・・・・


ある日、工場スタッフ数人でGSR250を見ていた時に、ムーさんもフロントフェンダーだけが直っていない事に気づいたワケですよ。でガーナ人がジョンに「ムーサンニナオシテモラエバイイデショ」とかジョンに言うワケだ。でジョンが「ムーちゃんコレ直せる?」って聞いてきたから。「まぁ~、色(塗料)があれば直せるね。」って言っちゃったワケだ。
「ホントに?ホントに色があれば直せるの?」って聞いてきたから、ムーさんの中では〝色注文するくらいだったら、そのまま修理屋出しちゃった方が早ぇよ〟とか思いながら「そうね。」ってテキトーに応えたんだな。

そしたら不敵な笑みを浮かべてさ、ムーさんを事務所に案内したワケだ。

でネット通販っぽいダンボールをムーさんに手渡してきたんだな・・・。

 

すでに色だけ注文してやがったっ!

 

本来はその塗料、バイク屋に渡して何とか直してもらおうとしていたらしい。

で最悪、自分で修理してみようかという危ない発想もしていたらしい。

 

(;´Д`)もうそこまでやっちゃってたら直してあげるしかないじゃ~ん。

 

 

というわけで。休憩時間や仕事終わってからの時間を使い、ちょこちょこと作業進めましたよ。

まずはキズを全部D/Aサンダーで削ってそこにプラサフを塗って、水研ぎするためのドライガイドコートかけた所ね。

『キズ=パテ盛り』は素人のありがち思想。パテは剥がれやすいし、のちのち痩せてきてキズが見えくる事があるので、削ってなだらかに出来るキズはキレイに削る。

 

 

でカタチを整えながらファイルを使って耐水ペーパー使って水研ぎ。

これでキズは無くなりました。あとはこの上にうまく塗装すれば完成。

 

 

ここまでの一連の作業。十数年ぶりですよw

いろいろ自動車板金屋時代を思い出しながら作業していました。意外と注意すべきポイントは覚えているもんですね。

 

 

(・∀・)じゃじゃーん!成功w

 

 

いや~ほんともう塗装の時が一番緊張した。

サフぎわとかメタリックムラとか塗料のハジキとかクリア垂れとかパサパサとかいろんな失敗を考えていただけに、何事もなく仕上がった事が良かったです。

職業がらスプレー塗装はやるんだけど、メタリック塗料とか使わないし、クリアー塗料で艶を出すなんて作業も遊びじゃない限りやらないからね。

 

(;´ω`)あ~この神経すり減らす感覚も懐かしいよ。

何かまた自動車の板金修理とかやりたいな~♪

なんてまったく思わなかったwww

 

 

(´ω`)ムーさんはこの経験と知識を活かして、馴染みの自動車修理屋にプレッシャーをかけるのが好きだからw

あの頃の5年間でやらされてきた事(自動車修理)を、今度はカネのチカラを使ってやらせるという立場が好きなの。だからボッタクリ価格を提示したらバレるからねぇ。店長は「え?いくらですか?」って聞いてくるwwwで逆を言えば値切るリスク(手抜き作業)も知っているからw適正価格(ギリギリの値切り)で提示できるの。おもしろいの♪

チョ~嫌な客でしょwww