日曜日。
父親に「ちょっと来て。」と言われて、何だか知んないけど家の裏に案内され。
何か変な生物でも見つけたのかと思ったら、コレ。
家の外壁にヒビが入っている。
しかもその高さ2.5mほどにわたって。
外壁にヒビが入り始めたのは東日本大震災以降ですかね。
その当時に出来たヒビはタイルの貼り替えで直しているんですよ。
あと2年ほど前に業者にお願いして外壁のシーリングは一通りやり直しました。
その後に発生しているヒビですね。
どうやって直そうか考えてるっていうから、ホムセンマニアのムーさんには心当たりが。
というのを買ってきた。
最初どう埋めようか考えてね。マスキングしてヒビにだけピッチリ詰めてやるゼ!って思ったんだけど、ヒビが細いし2.5m以上あるので、そこまでこだわれない。
1cm幅くらいでマスキングテープ貼って、チューブで隙間にブチューと押し込んで、何となくヘラで伸ばしておきました。
ヒビが入っていたのは家の角から30cmくらいの場所。
その対の面も確認したらなんと!
(; ・`д・)修理した場所が開いてるじゃないか!
たぶんこれ1mm以上は動いてると思うぞ!
2年前より1mm動いてるって、まだ進行するぞ!
なぜこうなったのか。素人なりに分析してみた。
単純に考えて、ぜったい地盤沈下か何かあるのだろうと考えた。
が!基礎のコンクリにはヒビ1つ入っていない。
そしてこのヒビ、家の下までは入っていないのです。開いているのは中間で止まっている。
つ・ま・り!家自体が歪んできていると考えるのが正解。
築15年?くらいかな。
ムーさんこの家建てている時って仕事の関係でレオパレスに住んでいたので、この家の設計や趣味には一切絡んでいないんですよ。兄が7割方仕切っていたと思います。
ムーさんの趣味だったらこんな家にしないものw
骨格は鉄筋と木造のハイブリッド。なので倒壊する可能性はそんじょそこいらの家よりは低いんです。
ただ!全面タイルでカッチカチなので、こうやって歪みでヒビが入って来るんですね。
東日本大震災さえなければこんな事は無かったのだろうかと考えてしまいますが、進行しているというのが気になりますね。
修理後がこんな感じ。
とりあえず家のほぼ裏手なので、ビジュアルはちょっと無視してサッサと仕事終えました。
裂けたシールの上にもブリッと流しこんでおきました。
この先どれくらい進行するかわかりませんが、これで解決とはならないと思います。
や~。この先めんどくさそうな家だな~・・・。
ちなみにムーさんの理想のお家はね。コンテナ。
耐震性が最もある空間って車だと思わない?要するに基礎の上に家を建てるという従来の工法じゃなくてさ、家を1つの箱として考える方法。いくら基礎が歪んだって家のカタチは変わらないでしょ。
その工法に最も近いのがユニット工法ってヤツだよね。工場で家を組み立てて、それを現場に運んで設置するってヤツ。1部屋の大きさは狭くなる傾向になると思うけどさ、その後の維持を考えた時に有利だと思うんだよね~。
(・ω・)住居は見栄より合理性で考えてしまう人です。