さて。
長すぎず短すぎず、丁度良いサイズのデッキが欲しくて購入したコチラ。
結局はムーさんのご乱心により
コレを作ってしまったので。
コイツに取り付けるトラックが無くなっちゃったんです。
そこで。前々から気になっていたトラック入れてみたんです。
それがリバースキングピントラック。
ブランド名ではありません。トラックのカタチです。
何がどう違うのか、簡易的に見比べてみましょう。
はい。左側がスタンダードトラックです。いわゆる普通のトラック。
で右がリバースキングピントラックです。
見ての通り、色が違う。
・・・じゃなくてw 軸の真ん中のボルトナットをキングピンと言うんですけど。
スタンダードのキングピンがアクスル(車軸)の内側なのに対し。リバースキングピンは外側。
つまりスタンダードの逆に付いているという事でリバースしたキングピンという意味なんです。
で、ここがちょっと難しい部分なんですけど。
じゃあスタンダードと何が違うんだって部分ですよね。
1、屈曲性があり、旋回性に優れる。
2、高速での安定感がある。
3、ブッシュの効果がダイレクトなので、セッティングが楽しめる。
とザックリこんな感じです。
じゃあコレがスタンダードには無いのか?というと一概にそうも言えず。
ムーさん的な感覚としては。
ブッシュの反発力がダイレクトで、旋回性に優れている。
といった感じでしょうか。
そして主にこのトラックはロングスケートボードに使われる事が多く。
こんな感じでデッキの上で踊ったり。
高速でダウンヒルをするようなデッキに使用される事が多いです。
だからこういうのもやりたくて購入しました。
・・・とゆ~ことではなくw
( ´ー`)理由が大きく3つあるんですよ。
1、クルーザー的なスケボーが欲しかった。
要するに普通にプッシュ(地面蹴って)走らせる安定感があるスケボーが欲しかったんです。
2、サーフィンのオフトレにいいらしい。
別にムーさんサーファーじゃないですけど。本格派(らしい)サーファー曰く。
カーバーだのスラスターだのは遊ぶにはいいけど。
変なクセ(後ろ荷重とか)がついて、まともなサーフィン練習にならないんだとか。
だったらその本格練習ってのを味わってみたいなと思ったんです。
(開発経緯的にそんな事は絶対無いと思うんですけど。そんな記事を見ました。)
3、購入したデッキはシステムトラック向きではなかった。
システムトラックって基本的に水平に取り付ける事を想定しているんですね。
ところがこのデッキ。リアは水平なんですけど。
フロントは地味に角度が付いているんです。
これだとシステムトラックやスラスターシステムの良さを100%活かせないんですね。
逆にスタンダードやリバースキングピンだとこの角度がイイんです。
ちなみに。
左はcarverのCXトラック(システムトラック)ですが。
リバースキングピンのようにキングピンがアクスルより外側に来ています。
一種のリバースキングピンなんでしょうけど。
ピンの取り付けてある向きやブッシュの作動方法に違いがあり。
これはこれでまたリバースキングピンとも呼べないモノなんですよね。
で。実際に乗ってみました。
そして驚きました。
(・∀・)漕げなくもないな!
はい。ただ漕ぐのはちょっと難しいです。
ある程度の助走と、サーフスケートで言う「加速」が出来ないと進みません。
スイングトラックのように前足だけで安易には漕げないんです。
そういう意味では、サーフィンの脚を鍛える訓練にはなるかもしれません。
(゚∀゚)サーファーじゃないから、よ~知らんけどっwww
carverより安定感はあって、デッキも低めに出来るので、乗ってて安心感があります。
ただ旋回力はスイングトラックに及ばないので、小さく遊ぶのは難しいです。
で、コレに乗った事で今まで気づかなかった事にいろいろ気づいたんですね。
carverのトラックって、ポジションがすごく高いなって事と。
carverがいかに乗りやすく、よく考えられて出来ているかって事。
あとシステムトラックでの加速がスゴく鋭く出来るようになった事と。
carverのトラックと(GRAVITY)スラスターシステムは思想が違うトラックだって事も。
どっちがイイとかじゃないんですよ。ただの好みなんです。
ま~でもいろんなのに乗れた方が楽しいよ。
バイクもそうだけどさ。自分のバイクを乗るのがウマいより。
誰のどのバイク乗ってもウマいって方がスゴいなって思うでしょ。
(´・∀・)スケボーってジャンルは奥深いわ~。