北三陸あまちゃんロケ地巡りの旅編の、第4話です。
今回は袖ヶ浜・その1ですが、メインイベントの一つなので長めです。
10年の時空を超えて、とうとうやってきました
袖ヶ浜!
【じぇじぇじぇ発祥の地】の碑
駐車場の出口付近に【じぇじぇじぇ】の文字が有り、ここは既に小袖海岸ではなく袖ヶ浜です。
まずは
本日、大変お世話になる海女センター様に御挨拶に向いますが
監視小屋
あれは、ストーブさんがバイトしていた監視小屋じゃないですか!!
監視小屋も、後ほど訪問予定のあまちゃんロケ地ですが・・・
あそこまで、登るんですか!?
さらに、海女センター様に向っていると
いくつかの、記念碑が有りました。
一番手前に、あるのが
【あまちゃんロケ地記念碑】
今回の我々の北三陸あまちゃんロケ地巡りツアーを、象徴する記念碑ですね。
ちなみに
ここは第一話【おら、この海が好きだ!】で春子さんが、夫の黒川正宗氏への手紙を投函したポストが有った場所です。
今は、ポストも隣に有ったオープニングにも出てくる標識看板も無く監視小屋までの距離を示す看板が立っていました。
今回の袖ヶ浜へのロケ地訪問で、たびたび感じるのが【有ると思っていたものが無い】ことです。
一番左側に立っているのが【袖ヶ浜漁協】のあまちゃんロケ地看板です
これで、あまちゃんロケ地看板3枚目Getです。
せっかくなので、先に袖ヶ浜漁協のロケ地に向うことにしました。
この道も、何回もあまちゃんに出てきた有名なあまちゃんロケ地ですね。
天野アキちゃん筆頭に、袖ヶ浜の海女さんたちが漁協から海に向かうシーンで通った道です。
そして、既にバックに写りこんでいますが・・・
袖ヶ浜漁業協同組合
(海女カフェ)
だいぶ劣化してほぼ廃墟ですがまだ建っていていてくれました。
袖ヶ浜漁協はわかるのですが、あの広い海女カフェがこの建物内に有ったのには驚きです。(笑)
海女センター様に向かうこの道も、何回もあまちゃんに出てきた有名なあまちゃんロケ地です。
ここも、袖ヶ浜の海女さんたちが漁協から海に向かうシーンでいつでも夢を
を歌いながら通った道のロケ地です。
【北限海女の里】の碑
あまちゃんでは、袖ヶ浜の海女さんのことを【北の海女】と言っていましたが
小袖海岸の海女さんは【北限の海女】という呼び方に、誇りを持たれている気がしました。
海女センター様
あまちゃん放送時には海女センターは無く、ここにはテントが有り海女さんたちが海産物などを焼いて販売していました。
ここでも、いくつかの奇跡が起きますが少し御説明をさせてください。
今回の北三陸あまちゃんロケ地巡りツアーを7月後半にしたのは、海女漁の実演を絶対に見たかったからです。
海女センター様での海女漁の実演は7月20日からで、台風の時期を考えると7月後半しかないと判断しました。
しかし、日程を決めてからわかったことですが海女漁の実演は土・日曜日と祭日のみ(見学料は500円/一人)でした。
日程の都合上どうしても平日にしかうかがえなく、平日希望の場合は別途予約が必要とのことでしたので事前に電話で海女センター様に交渉をしました。
しかし、10人以上の団体予約なら受けてもらえましたが3人だと難しいとのお答えでした。
以前は、少人数でも5000円/海女さん一人で受けていただけたそうですが
最近は、あまり受けてもらえないそうです。
しかも、運が悪いことに
私たちがうかがう前日に、平日予約が入ってしまっていたそうで2日連続ではさらに難しいとのことでした。
一応、組合長(でんでんか?)にも相談していただけるとのことで
後日、再度連絡をすることになりました。
その後、何度か電話でやり取りをしましたが「こんなに熱心に何回も連絡をいただいては、お断りするわけにはいかない。」と、実演していただける女神様のような海女さんが実演をしてくださることになりました。
本当に、感謝しか有りません。
予約は10時半からでしたが、開店の9時に海女センター様にうかがい
今回の件のお礼と御挨拶をさせていただいてから、予約の時間まで近場を観光をすることにしました。
あまちゃんロケ地看板4枚目Get
海女漁の素潜り実演場
とうとう、ここまで来ました。
感無量です。
小袖漁港
ここも、なんども撮影に使われたロケ地ですが
第2話「おら、東京さかいりたくねぇ」で、盗撮をしたヒビキ一郎をアキちゃんが追いかけたシーンが有名ですね。
夫婦岩
ここも、なんども撮影に使われたロケ地です。
引きでふたつの岩が写るカットが、よく使われましたが
今回は、のすけさんと第一話【おら、この海が好きだ!】でのアキちゃんとなつばっぱの会話のシーンを再現してみました(笑)
ここには、そのシーンのあまちゃんロケ地看板が有るはずですが・・・見当たりませんでした
防波堤付近
ここも、なんども撮影に使われたロケ地です。
引きなので夫婦岩のふたつの岩が、よく見えています。
ちなみに
係留してあるこの漁船ですが、おそらくなつばっぱがアキちゃんを海に突き落とした漁船ですね。
型式が同じですし、係留してある場所も近いです。
別角度の写真に写っていたので、拡大して確認すると・・・
【第十六福丸】
はい、正解(相変わらず、マニアックだ)(笑)
「なにすんだ!くそ婆!」(心の声)(笑)
海に突き落とされたアキちゃんを、再現してみましたが・・・ククロビン音頭ではありません。(笑)
わかる奴だけ、わかれば良い by花巻さん
袖ヶ浜北防波堤灯台
言わずと知れた、あの灯台です。
とうとう、ここまで来ました。
本当は、防波堤の上まで上がって春子さんの落書きの跡を確認したい所ですが・・・
防波堤だから、仕方ないです。 ここまで来れただけで、満足満足。
少し早いですが、海女センター様に戻ることにしました。
海女センター様に戻ると、この旅3回目の奇跡が
先ほどの海女センター様の写真で、気づかれた方もいたかもしれませんが
数人のスタッフの方が、若い海女さんのビデオ撮影をしていたので
てっきりモデルさんを使ってのCM撮影かと思い、邪魔しないようにしていたのですが
この日から今シーズンの高校生海女クラブの皆さんが活動を始めるので、地元メディアの方達が多数取材に来ていたそうです。
地元メディアのかたと、お話をしていたら
「ぜひ、彼女たちと記念撮影をしてSNSで紹介してあげてください。」とのことでした。
高校生海女クラブ
の皆さんとの記念撮影
ウニポーズでの撮影をお願いされましたが「誰だ!バイオマンやってるの!」(笑)
(高校生海女クラブの皆さんは、顔出しOKとのことです。)
この後、私は地元新聞の記者さんに取材され(笑)
宇宙探偵モビー君は、地元テレビ局さんに取材されました。(笑)
(岩手こっちこいテレビでは、ありませんでしたが)
まあ『あまちゃん好きが高じて、10年越しであまちゃんのロケ地に高校時代の友人同士の良い歳のオヤジ達が 偶然高校生海女クラブの皆さんが活動始める当日に東京から小袖海岸に旅行に来ていた。』なんて出来過ぎた嘘みたいな話し、地元メディアさんの格好の取材ネタですよね(笑)
さらに続いて、この旅4回目の奇跡が
この後、海女センター様に挨拶に伺うと
実演していただける海女さんが用意をされていましたが、その方の顔を見て・・・
「この方、知ってる!!」
今回の旅行に先駆け、あまちゃんを1話から全話見直したことはお話ししましたが
当時録画したあまちゃん関係の旅行バラエティー番組も、視聴していました。
NHK連続テレビ小説つながりでふたりっ子の手塚理美様と菊池麻衣子様が、小袖海岸に来た番組を見たのですが
その時、お二人の相手をなさった海女さんでした。
放送されたのは10年前ですが、私は先週見たばかりなので間違いないです(笑)
(マニアックすぎて恥ずかしいので海女センターでは、そのことは話しませんでした。)
そんな小袖海岸を代表してTV出演されるような大物海女さんが、私達の為に実演してくださるなんてありがたいことです。
本名出しでテレビに出られた海女さんなので、大丈夫だとは思うのですが顔出しの許可を確認するのを忘れてしまったのでアマリンの顔を被せました。
こんな大物海女さんに、私達3人のためだけに5000円で気温25度・海水温15度のなか海女漁の実演をしていただくのは申し訳ない気持ちでいっぱいです。
いよいよ海女漁の実演が始まる その時、この旅5回目の奇跡がおきました(笑)
突然、大型の観光バスが海女センター前に入ってきて「○○観光30名様、予約なしですが海女漁の実演やっていただけますか!」とのこと(笑)
出来過ぎだ(笑)
海女センター様のスタッフの方が「たまたま個人予約で海女漁の実演が入っているので、対応できます。」とのこと(笑)
おかげで私達も500円/一人で海女漁の実演体験ができることになりました。(笑)
やはり、このくらいにぎやかでないと盛り上がりませんよね
もちろん、もともと個人予約していたのでVIP待遇で海女漁の実演鑑賞が出来ました。
高校生海女クラブのお二人も、接客のお手伝い頑張っていました。
取れたての生ウニ
1000円/一個
「うんめぇ~‼」
(なんだか、後ろのあまちゃんロケ地看板 捕まったウニが「とったどー!」って言ってるみたいですね)(笑)
団体客の皆さんがバスで帰られると、静かな平日の袖ヶ浜に戻りました。(笑)
あまちゃんの撮影当時の事で気になっていたことが色々と有たので、海女センター様のスタッフの方と海女さんとお話をさせていただきました。
撮影当時のお話を色々とうかがえて疑問点も腑に落ち、なつばっぱやかつ枝さんや花巻さんとお話しているようでとても楽しい時間でした。
夫婦岩のあまちゃんロケ地看板が見当たらなかったので、どこにあるのかも伺いましたが
高波に、持っていかれてしまったとのことでした。
東日本大震災での津波だけでなく、小袖海岸には度々高波が来て色々な物を持って行ってしまうそうです。
そう言われてみれば、夫婦石の横に有る【小袖海岸の碑】の横の壁にあまちゃんロケ地看板が付いていたであろう痕跡が有りました。
また、帰宅後グーグルマップのストリートビューで6年前を確認するとベコベコに凹んだ夫婦石のあまちゃんロケ地看板がフェンスに縛ってある姿が写っていました。
袖ヶ浜へのロケ地訪問で感じた【有ると思っていたものが無い】ことの原因は、これなのかもしれません。
次回更新は、袖ヶ浜 その2です。