是非観てほしい【生中継 東大寺二月堂・修二会】3月13日(訂正版) | ふうせんのブログ

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小林蕗子のブログです。2013年5月に始めたときはプロフィールに本名を明示していましたが、消えてしまいましたので、ここに表示します。。
主に歌舞伎や本のことなどを、自分のメモ的に発信したいなあって思っています。よろしく!!

3月13日土曜日、NHK・PSPで生中継があります。
BSプレミアム 第1部 3月13日(土)午後6時30分~午後7時30分
BSプレミアム 第2部 3月13日(土)午後10時30分~3月14日(日)午前1時15分

この番組紹介のさいとは

【生中継 闇と炎の秘儀 お水取り 〜奈良・東大寺修二会〜】
天下泰安・疫病退散を祈り、奈良時代から続く秘儀を史上初生中継
ここに掲載された『この番組について』を転載させていただきます。
―――コロナ禍の今年、感染症対策のため非公開で行われる東大寺修二会(しゅにえ)「お水取り」を、特別な許可を得て衛星3波同時に生放送する。
奈良時代から連綿と受け継がれてきた深夜の秘儀を生中継するのは、史上初めて。
秘儀の中でもインドやペルシャの影響があるといわれる聖なる炎の儀式「達陀(だったん)」は衝撃的だ。
二度と見られない貴重な映像を8Kの高精細画像で届けるため、クルーの一部は1か月の隔離生活に入っている。
国宝二月堂の堂内を照らすのは、灯明(とうみょう)や松明(たいまつ)の揺らめく炎のみ。
奈良時代と変わらぬ闇と光の合間に、「見えざる世界」への扉が開く。
天下泰安・万民快楽(けらく)・五穀豊穣・疫病退散を祈り、大仏開眼と同じ年に創始されて以来1270回目の今年。
特別な年の特別な祈りを、ぜひ生放送で同時に体験してください。
―――

『お水取り』と言えば、まず「お松明」が有名で、観光バスで大勢の方が拝観に来られます。
今回の放送では、第1部で中継されます。

それ以上に大事なのは、第2部午後10時30分~3月14日(日)午前1時15分で中継されるところです!!
番組紹介より転載―――
第2部は「神秘編」。奈良時代に大陸から伝わった神秘的な秘儀の生中継を、史上初めて許可された。激しいリズムで秘仏を称賛、体を打ちつけて懺悔(さんげ)し、疫病退散を祈る。午前1時近くの「達陀(だったん)」は衝撃的だ。「火の神」が燃えさかる松明をひきずり、飛びはね、投げ倒す。深夜闇と炎の境に、見えざる世界への扉が開く瞬間をぜひ同時体感してください。―――

お水取り 〜奈良・東大寺修二会〜については、東大寺のサイトにくわしいです。

修二会で毎日行われる行法は
http://www.todaiji.or.jp/contents/function/02-03syunie1-1.html#everyday
毎日の日程とは別に行われる行法等は
http://www.todaiji.or.jp/contents/function/02-03syunie1-1.html#special
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私は、2015年3月13日に修二会にいきました。
その時のブログは

翌日の1時15分まではとても参加できませんで、0時まででホテルに帰りました。
詳しいことはブログに書きました。読んでいただければ、さいわいです。
女は堂の中には入れません。深々と寒さが押し寄せる『局(つぼね)』でうずくまりながら、二月堂の中で行われる行の気配を感じ、声明や法螺貝や…さまざまな原初的な音楽を思わらる楽の音が身体を包んでくれました。
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ご存知のように、東大寺修二会を題材として、

2代目尾上松緑が舞踊劇『達陀』を初演されています。

 

青衣の女人は尾上菊之助(現・尾上菊五郎)で、堂童子は初世尾上辰之助(没後・三世尾上松緑)です。
アマゾンにも在庫があると思います。

その達陀を中心に、神秘的な秘儀の本物がテレビ放送、しかも生中継されるのです。
私は録画して、保存します。

 

※ 数か所訂正しました。

正・3月13日 (誤・2月)

正・達陀    (誤・韃靼)

※なお、敬称についてですが、プロの芸術家や文筆家の方は広い意味での公人ですので、舞台そのものや作品について記す時は、私は敬称を付けません。昔からの慣例です。プライベートな内容と思われる時は「さん」の敬称を付けます。よろしくご了承ください。