Good job,isn't it❗

 

AKB48とHKT48の合同特別公演とHKT48出張公演決定

 

 

絶後ではないかもしれないけれど、空前の未曾有の豪雨。

そんなとき、アイドルグループに何ができる?

 

まして、瀬戸内の甚大な被害ほどではないにせよ、もし、大潮と重なったら、

域内大規模水没の可能性もなくはなかった有明海沿岸を後背地に持つ「博多」が

フランチャイズのHKT48とそのメンバーに。

 

被災者の方、就中、亡くなられた方、いまだ安否不明の方、

そのご家族を慮って活動自粛する?

 

指原莉乃支配人のもと、宮脇咲良さん、田中美久ちゃん矢吹奈子ちゃん、大番頭の松岡菜摘さんらが、甚災エリアをまじ<内海>としているSTU48のメンバーと一緒に――今後の二次三次の被害に備えて――川縁の土手に土嚢でも積みに行くかね? ベルトコンベア(a conveyor belt system)がまだ設置できない、人海戦術が有効な現場・・・。

 

1個25キロの土嚢、直線で20メートル、その行程で1メートル上がる傾斜の坂路。例えば、この条件下で(幸い現場はもうぬかるんではいないとして)、駒田京伽さん植木南央さん、本村碧唯さん朝長美桜さんが、1時間に何個、その土嚢を運べますか? 若手の地頭江音々ちゃんや、甚災エリア出身でHKT48でも元気者で有名な村重杏奈さん、同じく道産子の運上弘菜さんでさえも、この傾斜3度弱の現場での――∵ sinθ=0.05 尚、通常「傾斜」は「tanθ」で表示されます。為念――土嚢運搬作業では、よくて、上出来で2個でしょう。きっぱり!

 

で、HKT48のメンバーさんの中に、誰か、ミニユンボやミニブルドーザ、ミニクレーンのオペレータさんの資格持っている方おられるのかしら? 普通免許所持者もほぼ皆無(なはず)の、このアイドルグループに重機の操作資格者がおられるわけないでしょうが❗

 

要は、いうまでもなく、

現地の現場では彼女たちは役立たず。

これ、でも、当然のこと。

 

自然災害――特に、ロジスティックスが分断される広域災害――において、「救援➡生活確保➡復興」の諸々のフェーズの様々なタスク毎に、専門性・組織性・自己完結性のない、ボランティアは「救援の妨害」であり、「生活確保の足手まとい」であり、「復興」の邪魔か嫌がらせに過ぎない。上から目線の物言いに聞こえますか?

 

これは、しかし、アメリカの大規模災害対応の実戦司令塔、リベラル派政権下での非効率に鉄槌を下した共和党政権により2003年に改革され現在に至る、FEMA(Federal Emergency Management Agency)がその不十分不適切なこともなくはなかった過去の「救援➡生活確保➡復興」オペレーション経験から、善意のボランティア(グループ)に呼び掛けている、文字通り、世界の常識。要は、善意の素人の方からの支援としては、平たいはなし「救援募金」がとりあえず一番ありがたい、と。

 

福島の震災でも、熊本の震災でも、食料の提供を申し出る善意の企業、あるいは、衣類を――タンスの肥やしの処分も兼ねて!――被災地に郵送する善意の方々、「救援➡生活確保➡復興」の計画立案のためにと被災地に駆けつける与野党の有為の国会議員さんたち、そして、傍若無人に現地に駆けつけるジャーナリストさんやTV局のクルー・・・。

 

マスコミが自然災害現場ではゴキブリとまでは言わないとしても「お邪魔虫」で

あることは、2016年の熊本の震災の際に国民・有権者の共通認識になったこと。

 

で、あのー、おにぎり、夏場に4日もちませんから。

 

道路・鉄道、ドライバー・倉庫等々のロジスティックスの

資源を使って届く膨大な衣料品。それ被災地のどこに保管する? 

 

必要な被災者の方に――この際、suit, become,go with (色が似合う)とか、match(コーディネートがよいよい)とかは、言わないにしても、fit(サイズ)が合うという意味で――必要なアイテムをどうやって受け取っていただくと言うのですか?  

 

加之、有為の国会議員さんの応対に現地の「救援➡生活確保➡復興」の人材が割かれるのは、国会議員さんの彼女や彼に悪気はないとしても、それできの悪いブラックジョークそのもの。それ、有意に無意味か邪魔な行為。

 

▽豪雨被害の倉敷市、個人の救援物資が「自衛隊の妨げ」に。いま、できる支援は?
 ――被災地支援は、必要な物資を必要なタイミングで届けることが重要だ。

 https://www.huffingtonpost.jp/2018/07/09/kurashiki-saigai_a_23477435/

 

 

 

だって、広域災害の場合、政府でも――アメリカのFEMAでさえも!――、災害の全体像の把握、「救援➡生活確保➡復旧」のメニューとボリュウムの推定、施策の優先順位の漸次の決定には、その「初手」の決定には、現在でも、――まして、国民と住民の生命・財産・名誉よりも政府批判を優先するリベラル派が首長を務める自治体もまだ幾つもある日本では、――48時間から72時間はマスト。

 

ならば、少なくとも、――全く、一概には言えませんが――災害発生の後96時間は自衛隊に任せる。そして、その後の一月くらいは、すべからく政府の指示に従い、そして、なにより自衛隊に全面的に協力するのが最善策だとわたしは思います。而して、文句や批判はその後、ご自由にどうぞ、と。

違いますか。

 

 

同じ日本国民なのに被災された方、亡くなられた方、いまだ安否不明の方、

そのご家族がおられる現実。その現実が厳然と眼前に現然している。

 

では、そうではない日本国民は、

その現然している現実に対峙するとき何をすべきか、どう振る舞うべきか? 

HKT48はSTU48は、そう、AKB48グループのメンバーとスタッフは

何をすべきか、何をすべきではないのでしょうか? 

 

▽悪質なデマ

 https://ameblo.jp/kyounomizugashihimawari/entry-12390424526.html

 

▽デマ・流言飛語と時系列詐欺  

 https://ameblo.jp/akiran1969/entry-12390661662.html

 

他者のその不幸と不条理を――政権批判の材料が「天から降ってきた」と――喜ぶ朝日新聞のような、リベラル派の如き姿勢が問題外の外(be completely out of the question)であることは当然として、――もっとも、政治学研究者の三浦瑠麗さんが夙に述べておられるように、少なくとも投票行動に関する限り「日本国民・有権者の7割は保守派」なのでしょうから――、普通の日本国民・有権者がすべきこと、すべきではないことは自明だと思います。蓋し、お互い様なんですから❗

 

【甲】災害にやられた国民を、やられずに済んだ国民がその「生活の再構築」に向けて支援する

【乙】できることをする/できないことを求めない

【丙】サポートの采配は、最初期は自衛隊に、初期は政府に、中期以降は政府と専門のボランティア団体に任せる。中期以降は、それらに対する批判と監視を、やられた国民の「生活再構築」の実が現然するまでやられずに済んだ国民も怠らない。更には、マスコミへの批判と監視を怠らない。「喉元過ぎれば熱さ忘れる:The danger past and God forgotten.」のは災害支援の最大の敵ですから

 

畢竟、やられずに済んだ国民が「自粛」などして日本の経済がシュリンクするのなど論外(beside the question)。否、否、否、災害発生前よりもモリモリ働く、生徒・学生ならモリモリ勉強する。お金を稼ぎ災害救援の募金をするべきなのです。また、自衛隊の隊員の皆さんに感謝と激励の便りを――間違っても現地に郵送ではなく、防衛省の広報宛に!――送る。日本の人的資源のレベルの高さ、社会統合の成熟を災害前よりも向上させ、もって、投資先と市場としての日本の国際的な評価を高めるべきなのです。

 

他方、「救援➡生活確保➡復興」のボランティア活動に関して専門性の高い方で時間の取れそうな方はその実戦の時に備えて、他方、専門性の低い「人材」ではなく「人員」の復旧ボランティアも歓迎の段階になったら参加できそうな方ならその時期に備えて、――当然ですが、費用は原則自前ですから!――ガンガン貯金する。

 

要は、魚屋さんは魚屋としての、漫画家さんは漫画家として、

アイドルグループのメンバーさんはアイドルとしての本分でしか、

究極のところ災害支援などできはしない。

と、そう、わたしは考えます。

 

 

而して、災害に際しての、しばしば見聞きする「歌舞音曲」なり「宴席接待」の自粛を求める言動は、逆に、①災害にやられずに済んだ国民もいる厳然たる現実から目をそらすものであり、②一刻も早く「The danger past and God forgotten.」の状況に逃げ込みたいための方便でしかないのではありますまいか、ありますまいか。

 

なぜならば、災害にやられた国民の「生活再構築」の実が現然するまでの「救援➡生活確保➡復旧」のプロジェクトは――熊本の震災など東京では、熊本県出身のHKT48の田中美久ちゃん、AKB48チーム8チームK兼任の倉野尾成美ちゃんのファン以外はもうほとんど話題にものぼらないけれども、まだまだ、熊本城さえも「入院中!」なのに(悔し涙)、まして、東北の震災を見てもわかるように――数年、十数年、数十年単位の長期戦なのですから。ならば、そんな、誰一人としていつまでもできるはずのない「綺麗事」を声高に唱える論者は、【乙】「できないことを他者に求める」方であり、それは、人知を越えた大規模広域自然災害に、しかし、正面から立ち向かう有限なる人間存在の気高さと、寧ろ、無縁な「お宅なにさま?」のリベラル派の戯言であろうと思います。

 

而して、このリブロ記事を目にして、わたしたちは本当に明るい気持ちになりました。

日本は「瀬戸内豪雨災害」(⬅KABU家の呼称)災害を乗り越えて頑張る。

被災者の方、亡くなられた方、いまだ安否不明の方、

そのご家族を、やられずに済んだ国民が最後まで支援する。

その国民的意志の顕現でさえあると感じました。

 

 

 

 

>災害発生初期の公演の収益を災害支援に寄付する。

>あるいは、おちついた段階で、現地を元気づけるミニコンサートを連続開催する。

>更には、自衛隊を慰問する。自衛隊の広報活動に協力させてもらう。

 

これらは、大なり小なり(more or less)AKB48グループが東北の震災に際しても

――しかも、現在完了進行形で!――行ってきたこと。

これらは間違いなく尊い。頭がさがる。

 

実は、私事ながら、7年前、岩手県宮古市内で東北の震災の被災者のみなさんを元気づけるためか、確か「What can I do for someone?」のスローガンのもと来られていた可憐で凛乎、気丈な渡辺麻友(まゆゆ)さん率いるAKB48のメンバーの清々しい活動を同じく旧友の身をあんじて岩手県に滞在していて偶然見かけたわたしは、心底、そう思います(『AKB48、被災地に行く』(岩波ジュニア新書・2015年5月)によれば、わたしがまゆゆさんを見かけたのは2011年6月11日のこと、だから、そのまゆゆさんは高校3年生17歳の渡辺麻友さんだったらしいのですけれども)。

 

しかし、最も大きい「支援」は、

その自分の本分の活動を更に充実させる、

日々の営みの中にあるの、鴨。

 

その一層充実した本業の活動を通した「支援」こそが

自然災害と寄り添って存在するしかない人間存在としての

「できるベスト」を尽くす姿勢なの、鴨。

と、わたしたちはそう確信しています。

 

▽AKB48世界選抜総選挙2018

 ――48グループ「第三代女王」松井珠理奈の戴冠で無事終了  

 https://ameblo.jp/kabu2kaiba/entry-12384269097.html

 

 

以上