大リーグ市場で韓国と日本の明暗が分かれている。

 日本人大リーガーは増える一方、韓国人大リーガーは減少の一途をたどっている。


 17日には広島からFA宣言した黒田博樹投手(32)が、3年総額3530万ドル(約40億円)でロサンゼルス・ドジャースに入団し、日本人大リーガーの数は15人となった。


 今オフはFA宣言した選手が5人、日本から大リーグに移籍した。


 中日からFA宣言した福留孝介外野手は4年総額4800万ドル(約54億3940万円)でシカゴ・カブスに入団した。そのほか小林雅英投手はクリーブランド・インディアンスに、薮田安彦投手はカンザスシティー・ロイヤルズに、福盛和男投手はテキサス・レンジャーズにそれぞれ入団した。


 ここにシアトル・マリナーズのイチロー外野手、城島健司捕手、ボストン・レッドソックスの松坂大輔投手、岡島秀樹投手、ニューヨーク・ヤンキースの松井秀樹外野手、井川慶投手、タンパベイ・デビルレイズの岩村明憲内野手、ロサンゼルス・ドジャースの斎藤隆投手の8人は、大リーグで一定の地位に達している選手らだ。


 また今季、松井稼頭央内野手はコロラド・ロッキーズからヒューストン・アストロズに、井口資仁内野手はフィラデルフィア・フィリーズからサンディエゴ・パドレスに移籍した。


 田口壮外野手や大塚晶則投手らもメジャー復帰に向け取り組んでおり、今後日本人大リーガーはさらに増える見込みだ。

◆最初はお金、今は夢



金東柱
 日本移籍当初はお金が主な目的だった。当時ヘッテで年俸1億3000万ウォン(約1560万円)だった宣銅烈は、中日に移籍して年俸は1億円に跳ね上がった。韓国では考えられない年俸だ。これには当時資金難に陥っていたヘッテの事情も関係していた。このように金額の単位が1ケタ違う年俸は、選手らにとって大きな魅力だった。

 そうした中、韓国プロ野球界でもFA制度が施行され、さらに移籍が容易となり、これとともに日本移籍の理由も、お金よりは名誉、新たな挑戦へと変化した。


 イ・スンヨプの場合、千葉ロッテとの契約条件は年俸2億円、契約金1億円、2年総額で5億円だった。当時サムスンはイ・スンヨプ残留のために100億ウォン(約12億円)を用意した。メジャー移籍はならなかったが、イ・スンヨプにとって日本移籍はお金よりも名誉だったわけだ。7日にヤクルト入団発表を行う林昌勇も今季の年棒5億ウォン(約6000万円)から2億ウォン(2400万円)程度に減るものとみられる。しかし、林昌勇は「お金よりも夢を叶えるため日本に行く」と言い、3日に日本へ向かった。

林昌勇(イム・チャンヨン)投手が7日、ヤクルトに入団する。FA宣言した金東柱(キム・ドンジュ)内野手も日本移籍を目指している。現在ヤクルトがその有力候補。

 韓国プロ野球選手の日本移籍は1996年から始まった。宣銅烈(ソン・ドンヨル)を筆頭に、数々のスター選手らが玄界灘を渡った。現在巨人でイ・スンヨプ、中日では李炳圭(イ・ビョンギュ)がプレーしている。


 皆韓国にいれば、安定した野球人生が保障されているスター選手たちだ。にもかかわらず、なぜ彼らは日本移籍を目指したのか。


◆最初の1歩は宣銅烈


 張本勲(韓国名張勲〈チャン・フン〉)、白仁天(ペク・インチョン)などを通じて日本のプロ野球は韓国ファンらの知るところとなった。その後、韓国プロ野球選手としては、96年の宣銅烈の中日移籍がその最初の1歩。当時宣銅烈はヘッテに所属していた。98年には李鍾範(イ・ジョンボム)、李尚勲(イ・サンフン)が中日に移籍した。


 2000年には巨人が韓国プロ野球に対して門戸を開いた。ハンファに所属していたチョン・ミンチョルがそのスタートを切った。それ以前、96年には高麗大を卒業したチョ・ソンミンが巨人に入団している。その後、01年にはチョン・ミンテが巨人入りした。また同じ年にク・デソンがオリックスに移籍した。


 李鍾範を除き投手一色だった流れは、03年にイ・スンヨプが千葉ロッテに移籍して変化した。イ・スンヨプは05年に日本シリーズで優勝し、韓日での優勝を経験した。さらに今年、李炳圭が中日に入団した。

睡眠時間が過剰だったり過少だったりすると、死亡リスクが上昇することが、英国の研究で明らかになった。

研究著者で英ロンドン大学(UCL)医学部のJane E. Ferrie氏は「予防の観点からいえば、われわれの知見では、毎晩7~8時間の睡眠を確保することが健康にとって最適ということになる」と述べている。

研究チームは、長年追跡調査を受けていた33~55歳の約8,000人を対象に検討。その結果、調査開始時に毎晩6~8時間の睡眠を取っていて、その後夜間の睡眠持続時間が減少した人は、心血管疾患による死亡リスクが110%高いことが明らかになった。同様に、開始時に毎晩7~8時間睡眠を取っており、睡眠持続時間が増加した人では、非心血管疾患による死亡リスクが110%高くなっていた。

米国睡眠医学会(AASM)は、十分休息したと感じ、集中できるようになるには、ほとんどの成人は平均7~8時間の睡眠が必要であるとしている。研究結果は、医学誌「Sleep」12月1日号に掲載された。
今シーズン松井稼頭央二塁手(現アストロズ)と二遊間コンビを組んだコロラド・ロッキーズのトロイ・トゥロウィッキー遊撃手(23)が14日、メジャーリーグ公式ウェブサイトでのファン投票によって決められる2007年の最優秀新人に選出された。なお、候補のひとりだったボストン・レッドソックスの松坂大輔投手は7位だった。

 トゥロウィッキーは全10人の候補者の中から、トップとなる27・6パーセントの票を集めた。また、今季両リーグの新人王に輝いた2選手、ダスティン・ペドロイア二塁手(レッドソックス)は26・3パーセントで2位、ライアン・ブラウン三塁手(ブルワーズ)は22・3パーセントで3位。7位の松坂は2・8パーセントだった。

 トゥロウィッキーは今季、打率2割9分1厘、24本塁打、99打点をマークするなど、球団初のワールドシリーズ進出に大きく貢献。また24本塁打は、1954年のアーニー・バンクス(元カブス)を抜き、ナ・リーグ新人遊撃手の最多記録となった。また守備でも、今季メジャーのレギュラー遊撃手でトップの守備率9割8分7厘、561補殺、114併殺を記録した。
中日ドラゴンズからフリーエージェントとなり、来季メジャーリーグに挑戦する意向を示した福留孝介外野手が、移籍先にシカゴ・カブスを選んだ。複数の関係者の話で明らかになっている。

 関係者の話によると、福留とカブスは4年契約に合意。総額4800万ドル(約53億円)の大型契約になるとみられている。また、渡米は翌週以降になり、身体検査を経て正式契約の見通し。

 日本のプロ野球残留かメジャー移籍かで注目を集めていた福留は米国時間の10日、海の向こうに渡る意向を表明。米国の各メディアでも話題を呼んでいたが、それから約1日での決断ということになった。

 福留については、カブスだけでなくサンディエゴ・パドレスやシカゴ・ホワイトソックスなど複数の球団が興味を示していた。しかし来シーズン、メジャーでも最も歴史のある球場のひとつ、シカゴのリグリー・フィールドでライトを守る福留の姿が見られることになりそうだ。
本一部の米加紙が伝えたヤンキースの松井秀喜外野手(33)のトレード報道から一夜明けた7日(日本時間8日)、ニューヨークの地元各紙はその続報を大きく伝えた。
 ニューズデー紙は、サイヤング賞左腕のサンタナ(ツインズ)獲得が不透明なヤンキースには、松井秀のトレード話の方が現実的との記事を展開した。
 しかし、松井秀が持つトレード拒否権について、代理人のテレム氏は同紙の取材を拒否。キャッシュマンGMはトレードについて「やらないのではないか」と否定的だった。
 ニューヨーク・デーリーニューズ紙は、サンタナを獲得した場合は大型契約が必至のため、来季年俸が1300万ドル(約14億5600万円)の松井秀ら高額選手の放出が考えられるとした。
 今季限りで退団したボンズに代わる外野手スラッガーを補強したいジ軍。しかし、松井秀の残り2年2600万ドル(約29億円)の負担や本人のトレード拒否権、さらには、松井秀が在籍することによって生じる経済効果を知るヤ軍経営陣の決断など、トレードが実現するまでには多くの障害がある。今後の動向が注目される。
本これまでの野球人生で幾度となく大試合の重圧や雰囲気にさらされてきた、ボストン・レッドソックスの松坂大輔投手。翌27日に行われるコロラド・ロッキーズとのワールドシリーズ第3戦では、日本人投手として初のワールドシリーズ先発という最大の挑戦が待っている。

 様々な持ち球と投球術を駆使し、日米の野球の違いを乗り越えてきた松坂だが、今回の舞台クアーズ・フィールドは気圧の違いによりボールがよく飛ぶといわれる場所。この日初めて球場に足を踏み入れた松坂は、さっそく変化球の落ち具合などを試していた。その後の会見で松坂は「普段以上にボールの変化に気をつけなければ、と感じた。特にフォークがうわずらないようにしないと」と、通訳を介して感触を語っている。

 ここまでのシリーズ2試合を通じ、レッドソックス投手陣はストライクゾーンの両サイドをうまく突き、ロッキーズ封じに成功してきたと語るジョン・ファレル投手コーチ。先日のア・リーグ優勝決定シリーズ第7戦ではポストシーズン初勝利を挙げたとはいえ、「本人が何よりも反省しているはず」と松坂を厳しく評価。しかし「松坂は人の倍の注目を浴び、ここまでよくプレッシャーを乗り越えてきたと思う。不利な状況でも挑戦を受けて立ち、結果を出してきた」と、精神力の強さに期待を寄せる。

 松坂のリーグ優勝決定シリーズ第7戦での途中降板を不完全燃焼と見るのは、女房役のジェーソン・バリテック捕手も同様。松坂は今回の登板機会を「世界最大の舞台で、自分に何ができるか試したい」とリベンジへの闘志を燃やす。「レッドソックスと契約直後の会見で、自分はチームの優勝に貢献を果たしたいと言った。ここまで来るのに何らかの役目を果たしたと見てもらえれば光栄だが、ワールドシリーズでも役目を果たし、勝利に貢献したい」と言い切った。

 その第7戦を含め、松坂の投球をビデオで研究済みというロッキーズのクリント・ハードル監督は、「松坂は配球に工夫を凝らすことができる。ストライクゾーンをうまく使い、フィールドの広さを利用できるピッチャーだ。球にスピンをかけることもできるし、スライダーもあり、速球もいい。(ロッキーズ打線が)プレッシャーをかけるには、打者有利のカウントに持ち込むところだろう」と攻略術を示し、あとは実際に対戦するしかないとコメントしている。
本ワールドシリーズは27日の第3戦から、コロラド・ロッキーズの本拠地、クアーズ・フィールドに舞台を移す。指名打者制が採用されないここからの3試合、ボストン・レッドソックスのテリー・フランコナ監督の選手起用に注目が集まる。

 右ひざに痛みを抱えている指名打者デービッド・オルティスが、ファーストを守ることは現実的かと聞かれたフランコナ監督は「そうだ。彼のバッティングが必要だ」と答え、オルティスの一塁起用を示唆した。

 ここで問題になるのがファーストで起用されてきたケビン・ヨーキリス一塁手だ。ポストシーズン(ワールドシリーズ初戦まで)で打率4割2分2厘をマークしてる2番打者は、サードでの起用も視野に入っている。しかし、5番を打つマイク・ローウェル三塁手も11打点を挙げるなど勝負強さを発揮しているだけに、「すごく残念だ。3人ともプレーさせたいが、じっくり考える」とフランコナ監督も決めかねている様子だ。

 ローウェルはこの状況について「チームの勝利に貢献するだけだ。3人とも勝つためにチームメートを応援するよ。何があろうともね」とコメント。チームの勝利を最優先にする姿勢を示した。
本来季からカンザスシティー・ロイヤルズの指揮を執ることになった北海道日本ハムファイターズのトレイ・ヒルマン監督。この日行われた就任会見では、随所に日本の話が出てきた。

「適応、調整、克服」という言葉をよく使うヒルマン監督は、これをモットーに日本ハムを2年連続の日本シリーズに導いた経験を紹介。「日本では攻撃面に関しては、創造性を追及する必要があった。昨季は本塁打数がパ・リーグ1位だったが、今季は盗塁を除くすべての部門が最下位だ。だから、調整が不可欠だった」

 ヒルマン監督はその上で今のロイヤルズに必要なものを「投手力、守備力、得点力」と語る。特に、今季ア・リーグでワースト2と弱さが露呈した得点力については、「塁上で動けば、相手チームにプレッシャーを与えられる。もちろん本塁打や長打も好きだが、まずは攻撃を多様化し、チャンスを広げることが重要」と持論を展開した。

 会見では当然のように、日本の選手をロイヤルズに勧誘するかどうかという質問が出た。ヒルマン監督はこれに対し、「ロイヤルズは世界に目を向け、優勝や連覇ができるチームを作りたいと考えている。そのことは理解しているが、日本ハムやほかの球団の選手を積極的に勧誘するつもりはない。ただし、メジャーでのプレーを心から望む選手がいれば、喜んで手助けする」と答えた。