久し振りに本屋のアイドル写真コーナーに立ち寄り、日向坂４６ハッピーオーラ全開というＭＳムックの単行本（税別１２０９円）を立ち読みしました。概ね私が思っていた通りの内容でしたが、ところどころに驚くような内容がありましたのでご紹介します。うろ覚えの部分もありますが、既知の内容も交えながら書きたいと思います。あくまでも単行本ですので全て真実とは限りませんが、個人的にはほぼ正しいのではないのかなと思います。昨年１２月発行の本なので見られた方もいると思いますがご了承下さい。
1⃣ 日向坂４６
欅坂４６は長濱ねるの最終審査辞退によって２０名になったのは有名な話です。その長濱ねるも実質は僅か２日後に内定したのだから特例で最初からレッスンに参加することもできたのだろうが、遅れてきた少女を演出する為にわざと３か月以上遅らせて加入させた。その為、事務所やレッスン場で鉢合わせないように調整したのは有名な話で、全て秋元康のアイデアだった。平手友梨奈と共にツートップになり得る人材だったからこその異例の措置だった。長濱ねる加入時のメンバーの驚きは皆さん知っているとは思いますが、一番の拒否反応は長濱ねると共にけやき坂４６のメンバーも募集したことだ。
その為に長濱ねるは嫌われたし、溶け込むまでに苦労したのも皆さんご存知の通りです。でも問題は新たに加わった１１人のけやき坂４６のメンバーだった。当初はアンダー扱いの長濱ねるの仲間募集ということで、欅坂４６のアンダーや長濱ねるに憧れて入ったメンバーが多かった。運営もけやき坂４６を乃木坂４６のアンダーのように考えていたからけやき坂４６の１１人を加えて３２人のグループにして選抜１６人でやる予定だったようだ。ところが欅坂４６の不人気メンバーがけやき坂４６を阻害し、平手友梨奈に２１人の絆を強調し、平手友梨奈も同調した。運営の計画が平手友梨奈の抗議で変わった。
ショックだったのはけやき坂４６メンバーで、アンダーだと思っていたメンバーは行く末を見失う結果になった。また長濱ねるに憧れて入ったメンバーも長濱ねるの欅坂４６専任に失望したようだ。この選択は運営がしたもので、平手友梨奈の不安定さを支えるメンバーとして長濱ねるが必要だったからだ。長濱ねるの仲間として集められたメンバーなのにその当人がいなくなるということは長濱ねるにとっても身を切られる思いだっただろう。欅坂４６の一部のメンバーが嫌っている欅坂４６に行くのだからけやき坂４６メンバーにとっても納得できない選択だったのだろう。でもそれは運営の選択だったということだ。
私が知らなかったこととは長濱ねるが欅坂４６専任と言われた時に当時のけやき坂４６を別グループとしてデビューさせて下さいと運営に直訴していたことだ。欅坂４６メンバーの一部や平手友梨奈が反対している合流は難しいと感じていた長濱ねるにとって成し得る唯一の方法だったのだろう。私はこの直後に２期生９人が加入していたからけやき坂４６の独立は既定の方針なのかなと思っていましたが、どうもそうではないようだ。自分の為に加入してくれた２０人全員を生かして欲しいという長濱ねるの悲痛な叫びだったのでしょう。運営はそれを飲んだ訳だから日向坂４６の生みの親は長濱ねるだということだ。
話は飛ぶが、日向坂４６デビュー公演の後に長濱ねるが挨拶の為に楽屋に入ったら上村ひなのが長濱ねるに向かって、「このグループに入って良かったです！」と言って号泣したようだ。長濱ねるも貰い泣きしたのだが、それを見ていた柿崎芽実と加藤史帆の方が感激して上村ひなのに抱きついたそうだ。何度も、「このグループに入って良かったです！」と言っている様子を見ていた佐々木久美は「これで日向坂４６はやれる」と思ったようです。自分を頼って芸能界の荒波に飛び込んだ少女達を大事に思うからこそ、けやき坂４６の最後と日向坂４６の船出を見届けてホッとしたのでしょう。長濱ねるは翌日の３月７日卒業を発表したが重い肩の荷を下ろせた瞬間だったのでしょう。長濱ねるの人間性の崇高さを物語る出来事だった。
一方、欅坂４６は一部のメンバーにより洗脳状態になった平手友梨奈のお蔭で２１人の絆という呪縛に囚われるようになった。平手友梨奈はいつでも辞める覚悟でいるから言葉が強く、運営から電話が来ても殆ど出ないような状況になった。平手友梨奈はこの頃既に運営もメンバーとも疎通しない状況になっており、周りはまるで腫れ物に触るような関係になっていた。そこでキーマンとして現れたのが柿崎芽実で、長濱ねるの妹分として自宅に泊めるような関係だった。そんなアンタッチャブルで唯我独尊状態の平手友梨奈がある日、同級生だったけやき坂４６の柿崎芽実に後ろから突然抱きついたのだった。
欅坂４６で最年少の平手友梨奈にとってけやき坂４６に加入した同級生２人は非常に身近に感じたのだろう。影山優佳は受験勉強で長期休養していましたから唯一の同級生柿崎芽実は癒しの存在だったのだろう。驚いた柿崎芽実は長濱ねるに相談し、平手友梨奈の扱い方を伝授して貰い、名前の呼び方も「同級生なんだからゆりなでいいよ」と教えた。それで益々親しくなって運営から連絡がつかない時は柿崎芽実に連絡して貰っていたようだ。長濱ねるは親友のキューピッド役だったのだろうし、紹介もしたのかもしれない。でもよく考えたら１６～１７才の少女に大人達が振り回されていた訳で、異常な話だ。
私は普段菅井友香をキャプテン失格だと断じているが、こんな状態の平手友梨奈を制御できる人間はいないだろう。菅井友香は平手友梨奈は人格が変わると言っており、理解できないメンバーだったのだろう。平手友梨奈は１４才で故郷を捨てた人間であり、ある意味人格障害の可能性もあるかもしれない。人格形成の大事な時期に実家以上に育て方を間違った運営のお蔭で誰も制御できないモンスターに育ったのだろう。それだけセンターの重圧がきつかったのかもしれないが、脱退した今こそ本来の自分を取り戻せる時だろうし、今は柿崎芽実や長濱ねると連絡を取り合っていることを期待するのみだ。
2⃣ 感想
一番驚いたのが長濱ねるが運営に直訴してけやき坂４６独立の動きが始まったことだ。この時でも運営の方針は選抜制の導入だったようだが、長濱ねるは肌感覚で無理だと判断したのだと思う。だからこそ、おかまバーで卒業の相談ができたし、平手友梨奈の裏センターを渡邉理佐に託したのだろう。ところが長濱ねるだけでなく柿崎芽実まで卒業したから平手友梨奈のモチベーションはもう残っていなかったのだろうし、運営も９ｔｈシングル発売後の平手友梨奈卒業は既定路線だったのだろう。ところが結局９ｔｈシングルを完成させることなく脱退したのは平手友梨奈の若さ、未熟さであり、大人達に対する反逆のメッセージだったのだろう。平手友梨奈ほどロックなアイドル生活を送ったアイドルはいないだろうし、もう二度と現れないだろうし、許されないだろう。
大人達にロックに生きろと言われてその通りにして制御不能になって脱退させざるを得なかったというのが真相だろう。大人達はそこは抜け目なくしっかり日向坂４６という別グループを育てていた。しかもイマニミテイロという挑発的な曲も出して打倒欅坂４６を目標に頑張らせた。今の勢いは完全に日向坂４６が上だが欅坂４６も２期生を加入させて頂上再アタックを試みている。平手友梨奈がいなくなった今、寧ろ一からやり直す為には良かったかもしれない。問題は一部の生き残りメンバーの処遇だが、アンダーに落ちる可能性が高く、かなり居づらい環境になりそうだ。それにしても平手友梨奈のモンスターぶりは想像以上で、Ｄｏｃｕｍｅｎｔａｒｙ of ＫＥＹＡＫＩＺＡＫＡ４６でどれだけ真実が語られるのか興味があるが、僕たちの嘘と真実というタイトルが気になる。
【その他の情報】
１⃣ 日向坂＆ＳＴＵ＆カラバト＆欅坂＆乃木坂＆ＡＫＢ等スケジュール
０３/０１（日） 平手友梨奈主演映画-響-が日本映画専門チャンネルで放送（２１時～）
０３/０３（火） 松田好花と富田鈴花によるＭＴＶアコースティックライブ＆トーク開催
０３/０４（水） ＠ＪＡＭ ＥＸＰＯ２０１９に日向坂４６が出演（２０時～）～３月６日まで
０３/０５（木） ＴＨＥ突破ファイルに佐々木久美・齊藤京子が出演（１９時～）
０３/０６（金） 小林由依がテレ朝ドラマ女子高生の無駄遣いに出演（２３時１５分～）
０３/０６（金） 日向坂４６のＨＩＮＡＢＩＮＧＯ！２一挙放送（０時～５時３０分）
０３/０９（月） 武元唯衣がクイズプレゼンバラエティＱさま！に出演（２１時～）
０３/１３（金） ひかりＴＶ１で日向坂４６のひなくり２０１９ダイジェスト版放送（２２時～）
０３/１４（土） ひかりＴＶで日向坂４６です。ちょっといいですか？開始（２２時３０分～）
０３/１５（日） 日向坂４６の好きになっちゃっていいの？（０時～０時３０分）
０３/２１（土） セルフドキュメンタリーｏｆ日向坂４６一挙放送（０時３０分～６時３０分）
０３/２５（水） 日向坂４６ストーリーの単行本発売
０３/２７（金） 日向坂４６ドキュメンタリー映画全国初公開
０４/０３（金） 欅坂４６の映画Ｄｏｃｕｍｅｎｔａｒｙ of ＫＥＹＡＫＩＺＡＫＡ４６全国で上映
０４/２９（水） ＴＢＳチャンネルで菅井友香出演の飛龍伝２０２０放送（２１時～）
※上のスケジュールでも日向坂４６ばかりになっていますが、いかに運営が日向坂４６を猛烈プッシュしているかが分かります。今日の記事で上村ひなのの言葉が日向坂４６の未来に明るい灯を灯したのは間違いないでしょう。少しきついと思っていた佐々木久美がなぜそうなったのかも分かりますし、やっぱり優れたキャプテンです。菅井友香も都度人格が変わる平手友梨奈には困り果てたでしょうが、柿崎芽実は心を掴んでいたということも人間関係の妙でしょう。柿崎芽実の父親が平手友梨奈の気持ちを代弁するように「そんな汚い川なら 僕は絶対泳ぎたくはない」と脱退直前にツイートしたのは卒業した娘の気持ちも代弁したのでしょう。