小説『ネコロビ』5章「ツチコロビ」 | まことアート・夢日記

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夢日記、メタ認知、俳句モドキ、詩、小説、音楽日記、ドローイング、デジタルペイント、コラージュ、写真など。2012.1.6.にブログをはじめる。統合失調症はもう20年ぐらい通院している。

小説『ネコロビ』5章「ツチコロビ」
徳村慎


岩のゲハニタスク「日が暮れてきましたなぁ」

少年ネコロビ「本当だ。。。山道で暗くなるなんて、ちょっと怖いなぁ」

闇の中から巨大な毛玉が転げてきた。そして語り出す。。。

「おおい。ネコロビやぁい。ゲハニタスクやぁい。お前らはこの先に行っちゃあなんねぇぞ」

岩のゲハニタスクが言った。
「お前は、、、ツチコロビ!」

ツチコロビ「夜になった。夜になった。こんな時に動くと死んじゃうのだ。。。」

ツチコロビは語る。

あれは、去年の年の暮れだった。
那智黒石を仕事にしていたジロべぇが、仕事を終えて帰宅してトイレで下痢を出して。
出すって大切ーー!
などとLINEで彼女に言葉を送っていたのだ。

その時に、夢日記を見てみると、猫の手をした人間と手を繋(つな)いでいたのが面白く感じたのだった。

いやはや、下痢は、その日の朝に飲んだ牛乳が原因だったのか。
はたまた、山で腹が冷えたのか。
それとも棚卸しをする緊張で腹がゆるくなったものか。

車を運転しながら、ホームセンターダイキのトイレに寄ろうかどうしようか?、、、などと考えていたから、家に帰るとすぐにトイレに行ったのだった。そして下痢。

下痢の前は、普通の便だった。
それはウミガメ公園のトイレのことだ。
変だな、おかしいな、と思っていた。

そう。そいつ、ジロべぇは、今、ツチコロビになっているのだ。
ジロべぇの名前は徳村慎。
この小説の作者でもある。

この小説は、布団の中で書かれている。
iPhoneXRの画面でフリックで書かれた小説だ。

小説で尿意を覚えつつ書いているのだ。

トイレでオシッコして、さらに書いているのだ。

トイレでオシッコして、さらに書いているのだ。と書いているのだ。

メンタル系のオープンチャットでもチェックしようか?、、、なんて考えている。

そしてオプチャをチェックし終えて、またメモアプリに小説を書くのだ。

小説を書くのだ。と書くのだ。

ああ。あなたは、この小説を読んでいる。
この小説は、アメーバブログに発表されるだろう。
となると、アメーバブログを読んでいる人が、「あなた」なのだ。

だとすると、「あなた」は、女性や男性やLGBTQなんて呼ばれる人々なのだ。人間だろう。日本語を理解できる人間だろう。
「あなた」は別のあなたに思いをはせる。

別のあなたは、この小説が発表された1ヶ月後に読んでいる。

しかし、まだ発表されていない。なぜなら、小説は完結していないのだから。

だとすると、発表は、未来のことだ。
未来に「あなた」は、この小説を目撃する。
この小説は、やがて偉い人の目にとまり、活字化されて出版されるかもしれない。

すると「あなた」はブログを読んでいる人間ではなくなる。さらに誰かいたずらな人間がこの小説を英語に訳すとする。すると、どうだ。日本語を理解する人が「あなた」だったのに、英語を理解する「あなた」に変わってしまう。。。

やがてこの小説は未来の火星の言語に訳されて現代語訳の小説『ネコロビ』として存在するかもしれない。。。

さらに言えば、『ネコロビ』は第一部に過ぎないのだ。。。

第二部では、『源氏物語』を読んだ感想や、『ユリシーズ』『失われた時を求めて』を読んだ感想。(まだ僕はこれら3つの小説を読み終えていない。。。それどころか、ユリちゃんと失われちゃんは買ってもいない。。。)
「あなた」の書いた日記まで入っているのだ。
「あなた」が夜に日記を書くとネガティブになり、朝に日記を書くとポジティブになっている。日記とは、そんなものなのだ。
そして、第二部はアメブロの他の記事も入っている。夢日記、俳句モドキ、メタ認知など。
そして「あなた」が目にする全てのことは、第二部に書かれているのだ。アカシックレコードみたいなものだな。

第三部のことを書く前に眠ってしまった。
そして深夜起き。深夜に起きたら、小説を書くか、音楽を作るしかない。

小説の書き方は分かった。
メタ小説を書けば良いのだ、たぶん今はそうなんだ。

音楽は、どうだろう?
2分の曲もあれば、30分の曲もある、というアルバムを作るべきなのではないか?

音楽を演奏・録音して、早朝になった。
今日は、比較的、自由に音楽を演奏・録音しようと思う。

しようと思う、と書いている僕は、すでに過去なのだ。

過去なのだ、と書いている僕にとっての過去。

今日は冬休み(連休)に入る。
ドキドキ・モーニング、、、だな。
→BABYMETALの曲。

第二部では、『海底二万里』の感想も書きたい。
つまり第二部とは、僕のアメーバブログのことだ。
いや、アメーバブログ全体のことかもしれない。

ブログ全体となると、著者が1人で書いているのではなくなる。多くの著者、多くの作家、多くのブロガーによって書かれている。それを僕は僕の作品だと主張する。一番先に主張した者が偉いのだ。

なぜ僕はツチコロビなのか。
ツチコロビは再び人間に戻ったのか。
それは未来の話だ。

今はツチコロビだ。

ツチコロビは、少年ネコロビと岩ゲハニタスクの仲間になった。

いつのまにか夜は、深夜になり、早朝になり、夜が明けた。

雨降る早朝で僕は少年や岩とともに滝へと進んだ。


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最後まで、読んでいただきまして、、、
ありがとうございます😊😃😆