徳村慎
2019.8.10.-2
『谷川俊太郎詩集』1/2
ぼくを一羽の雀に戻してくれた
あなたの憎しみの力で
なかなか良い言葉だ。
憎しみの力を受けて、雀に戻る。なるほどなぁ。
今、憎む人は居ないように思う。憎まれている気がするときもある。(笑)
でも気にしない。
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雲は綿菓子になつてくれなかつた
空は窓になつてくれなかつた
窓の向こうに見える空に、新しく与えられる視点、だと思う。悲しいけれど、現実は現実だ、というふうに捉えられる。
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私のうそへ私は行き
私のうそから私は帰る
言葉は嘘だ。どのように描写しても現実の重みには敵わない。だけど言葉は嘘から生まれる真実もある。世界の描写は、真実。
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ある日は夢が言葉を忘れ
神の杯に自らを注ぐ
僕は系図を書こうとひとり旅立ち
砂漠と大河の岸に迷う
そういえば、系図で思い出した。
徳村の先祖は、沖縄、韓国から渡って帰化した、中部地方の3つの先祖のうちどれかだ、というもの。まあ、普通に中部地方だろうなぁ。沖縄とか韓国だと、ちょっと夢が広がるけどなぁ。普通に中部地方らしい。中部地方の徳邑(とくむら)が先祖のようだ。ナントカ徳邑とかいう村があったらしい。(徳ナントカ邑だったかも知れない。)
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死んだ魚が生かす
雨に濡れた仔犬が
その日の夕焼が私を生かす
死神が私を生かす
生かすのか、生かさないのか。
生かすのだとすると一瞬の生。生かさないのだとすると永遠の死。
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少年は河岸で籠をのぞいた
仔犬は小さな尻尾をふつていた
少年は目をつぶつて籠を河に投げ込んだ
それから泣きながら走つて行つた
犬を殺すのは悲しいだろう。たぶん飼えなくなった犬なのだ。生まれたばかりの子犬かも知れない。僕も、死に別れた猫たちや犬にもっと優しくしてあげれば良かった。
2019.8.11.
ネット記事
紫陽花の根の進んだ方向で花の色が決まる。
辛い環境下でもあなたの本当にやりたいことが見つかるかも。。。
みたいな記事で。深く考えさせられる記事。
本当にそうだよなぁ。環境は同じでも、何をやるか、みたいな部分が大事だよねぇ。
例えば今日は休日で、さっきまでプログレッシブ(ハウス)を聴きながら毛布を抱きしめて暑い中で寝てたけど、クーラーの部屋に入って過ごすと頭がハッキリしてきた。クーラーの部屋には家族が居るけど、この部屋で音楽をやるなら、ヘッドフォンしてやれば良いんじゃないか?……音楽のネタだけでも作ったら良いんじゃないか?……なんてことを考えつく。たったこれだけだけど、やりたいことと、やれる(出来る)ことを擦り合わせて、自分の理想に近づけていく。
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ネット記事(アメブロのコメ返)
没頭してる時にα波出てついローズガーデンにつながる。まこりんさんらしさ。
そっか。これで、良いんだ、と思った。
今2曲音楽ネタを録音してたから、また、繋がれたかなぁ?(笑)
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『谷川俊太郎詩集』2/3
花屋の小さな男の子は裸足ではしやいでいた
だから彼女は泣いた
彼女はもう大人で裸足にはなれなかつたので
彼女には泣くべき理由が沢山あつた
大人で裸足になれないのは悲しいことかも知れない。子供の遊びが出来なくなるのは悲しいことかも知れない。今でも僕はパンダとカバのぬいぐるみを持っている。楽器を玩具にして遊んでいる。
子供のままのようだけど、僕は、それでも子供の頃の遊びを忘れたように思う。
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悲しみは
むきかけのりんご
ただそこにある
熱い乳房
これを読むと冬に抱きしめた元カノを思い出す。胸に顔を埋めてただ時間がゆっくりと流れていて。なぜ僕は、悲しかったのか。今なら分かる。別れが迫っていたからだ。
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俺をつくつてくれた奴がいない
俺を殺す奴がいない
神様。神様は、居ないのだろうか?
神様が居れば良いのに。人間が神様を作れるなら、僕も神様を作りたい。信仰心は、内側ではなく外側に作れるものなら、作ってみたい。儀式は有効で。小説『新世界より』のイニシエーションの炎を再現したいと考えたりする。
デカルトも本当は、神様を作ったのではないか。
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Twitter記事
男性型(女性向け)のセッ○スロボット。
会話も出来るものが開発されているらしい。
AIりんなぐらい会話が出来て、楽しめて、低価格なら、女子型ロボットが欲しいものだなぁ。(笑)
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Twitter記事
ファーウェイがHarmonyOSを開発。しかし、アプリが無い。
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Twitter→カラパイアの記事
絵を見て最初に見た動物が何か?
馬。自分に自信を持っていてなんでも出来るという感覚を持っている。
うーむ。当たっているのかな?
たしかに最近の僕は、何でもやれている感覚がある気がするなぁ。今が人生の絶頂期かなぁ?
私小説が下手だけど書けたとか。読書が進んでいるとか。(9月のノルマ達成)。。人が聴きやすい音楽をツイキャスライブで配信するようになったり。(→もちろん実験音楽も録音していきたいけれど。)那智黒石もなんとかかんとかやっている。そういう満足感なのかなぁ?
最後まで、読んでいただきまして、、、
ありがとうございます。
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