徳村慎
2019.7.27.
『釣りキチ三平』釣犬ハチ公編。1/3。
盲目の少年はハネタタキの水音で魚体の大きさが分かる。勝ちを譲るような真似はされたくない。
難しい問題だが、スポーツには、正々堂々なら負けても良いということか。三平は反省する。
2019.7.28.
『新世界より』上巻1/3。
呪われた東京、という言葉が出てくる。核戦争でも起きたのだろうか?……謎を解くには、読み進めるしかない。
主人公の少女時代。キャンプ。カヌーで川を進む。
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PK能力者には統合失調型のパーソナリティが占める比率が高かった。。。
これは、幻覚妄想が本物だったと言い表しているようだ。(まあ、呪力を認めるSFだからねぇ。)
しかし、PK能力者は人類の0.3%だという。では、能力の無い者は、どうなったのか?
死んだのか?……隔離されたのか?……大虐殺とか?
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PK能力者とそうでない者の間に戦争が起きた。
そして、暗黒時代に入る。インフラなどが破壊されてしまった世界。
環境に応じて自らの形を変えていける自律進化型バージョンの図書館、ミノシロモドキ。その図書館から、情報を得る、少年少女たち。
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『新世界より』上巻3/8。Ⅰ(第1部)を読了。
ミノシロモドキ(図書館)が燃やされる。お坊さんの呪力によって。
そして少年少女たちは呪力を封印させられてしまう。これから寺に連れて行かれるらしい。
なんとも不都合な社会に生まれたということが分かる瞬間。今生きている社会が不完全なものだったら。政治家の言うことを良く聞いて社会を変えようとするかも知れない。そう。この社会だって不都合な社会には違いない。しかし、たくみに隠されている。昔、中学の時の社会の先生が言っていた。今の社会が良い社会なのだと。でも、より良くするために選挙があるのだと。
軍事国家にならないだろうか?……弱者に厳しい国家にならないだろうか?
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『新世界より』上巻1/2。Ⅱに入る。
お坊さんが風船犬の爆発に巻き込まれて死ぬ。
少年少女たちは、バケネズミの集団を見て、逃げる。
冒険小説になってきた。
Ⅰで、新世界の謎が解けてきたと思ったら、Ⅱに入って、大自然の中に呪力無しで取り残されてしまった。
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『新世界より』上巻4/7。
バケネズミの土蜘蛛(外来種)に捕まって、逃げて、在来種のバケネズミと一緒になる。寝るところを提供されるが、外来種が襲ってくるという予感で逃げ出すことにする。
2019.7.29.
『新世界より』上巻3/5。
少女は少年のマントラ(真言)を唱えて、呪力を復活させる。
夢の中で何かを言われたら、夢で何かを言われているように思うものだ。僕も夢の中で、どうやったら音楽が出来るのかを聞かれたことがある。一人暮らしの時だ。隣の部屋か、薄い壁を隔てて道路から呼びかけていたものか。子供の仕業だと思っていたが、どのくらいの年齢の人かは分からない。少年と女性だったと思う。僕は少年と少女と思っていたが、女性は大人だったと後で分かった。
しかし、夢の中で聞いた話では限界があるのだ。だって、夢の中は整合性のとれた世界ではない。思い出せないことも多い。音楽をやりたかった少年だとは思うのだが。。。正体もはっきりとは分からない。僕の散歩によくついてきていたようだった。姿は見えなかったが。妄想のようでもあって、全て現実で起きたことなのか半分くらいは妄想なのかは分からない。それとも全て妄想の可能性もあるのだろうか?
最近では「やっぱ楽器は数が無いとアカンのか……」と言っている声を聞いた気がする。これも妄想かも知れない。僕は楽器を同時にいくつか使う方法を使うことが多い。しかし、1台完結ならば、昔の楽器とかでも、充分使えるものは、あるのだが。例えば僕の使っているものならばKORG DS-10PLUSとか。確か3DS用のダウンロードソフトならDSN-12という名前で新しいものが出ていたはずだ。それだけでも充分にやれる。それにミニキーボードでも使えば……って1台完結から離れてしまうやんけっ。(笑)
まあ、極めればヒューマンビートボックスでも1人で完結出来るけど、スキルを身につけるのが難し過ぎるからなぁ。。。
まあ、話を戻して、夢の中に居る人物と会話すると独特の世界の本音が出るけど、現実よりも情報量は少なくなるから、音楽についての話を聞いても仕方がないんだよなぁ。。。
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『新世界より』上巻5/7。
バケネズミとの戦い。少年の呪力が戻り、バケネズミ(外来種)を殺戮(さつりく)して、少年の呪力が尽きる寸前。援軍が来て戦争に勝利する。しかし、少年は少女に言う。この状態は、今までで一番危険かも知れない、と。
超能力があったら、と考えたことがある。その考えは空想だが、その空想がとめどなく続いて妄想に近い状態になることもある。
超能力があったら、大きなダイヤモンドを作って売って得たお金で暮らすのだ。
だとすると、金持ちになりたいと僕は思っているらしい。
しかし、今日だって、休み時間に小説をガンガン読んでたのだから、良い暮らしをしているのだが。低収入でも良い暮らしが出来る。これは、恵まれているのではないか?……まあ、僕らの代で那智黒石は終わりかも知れないが。まあ、別れなどがあって、後継が居ないから。終わることに不安など無い。自分たちだけが暮らしていければ良いし、暮らしていけなくなったら、その時はその時だ。
金持ちになったら、買いたいものがあるか?
難しい。低収入でも買える、安い楽器には興味がある。結局、それが僕の生き方なのではないか?
安い楽器に囲まれて幸せに生きていくのだろう。
金持ちになったら、やりたいこと、って海外旅行とかか?……でも旅行が好きなら貧乏旅行でもするだろうし、僕はそこまで旅行が好きではないのだろう。
結局、超能力があろうが、金持ちになろうが、今の人生の延長でしか物事は考えられないらしい。
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-3につづく。
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