徳村慎
『鳥の歌、子供の声』
まあ、なんとなく、外から聞こえてくる物音を題に付けた。
無仏性という言葉が分かりかけている。仏性が無いという言葉の他に、仏性が無いのでは無い、という意味があるらしい。
『正法眼蔵』の現代語訳をネットで読んでいる。
面白い。人生1度きりでは、とてもやりたいことは、やり尽くせない。好きな読書だって、読み尽くせない。この制限された人生で自由なんて言ってても結局は人生に差が無いんだと思う。勝ち組とか負け組とかも差が無い。
差が無いにも関わらず、僕は進もうとしていて。ああ、無情ならぬ、ああ、無常。
鳥の声(歌)や子供の声という音は、悟りのヒラメキか。それともただの音なのか。
せっかく読んでくれてる人に少しだけ打ち明けよう。これは何も考えずに引いた線が、精子と卵子に見えたのだ。でも色を塗る段階では、あまり気にしてない。別の主題が入ってきた、という。3段階の絵の描き方だ。色を塗るのは、音のようなものだと思う。
最後まで読んでいただきまして、
ありがとうございます。
(≧з≦)
