徳村慎
『晩秋の夕空』
この写真を撮った後に、ブログのアップをしていた。ブログをアップするのは、俳句モドキと夢日記だ。特に夢日記は解釈を書いてアップしていく作業になる。
夢日記で坂本龍一について書いた。
そして、それから、気になって「坂本龍一」でネット検索してインタヴュー記事を読んだ。
ドキュメンタリー映画codaを先日見たのだが、より深く理解出来た。
以下、坂本龍一の言葉。
咽頭がんで闘病生活では食べ物の写真をケータイの待ち受けにした。
だんだん指が動かなくなりピアノがどんどん下手になっている。
18歳ごろにはピアノという楽器に限界を感じていた(古典的な音楽も、現代音楽の内部奏法もやり尽くされた)。
(ピアノの)調律は不自然だ、と福島3.11.の津波ピアノから思っている。
これらの言葉から、枯れていく美しさを感じる。
晩秋の夕空は、枯れの美しさのような感じで、今日、坂本龍一のことを考えたのも単なる偶然ではないのかも知れない、と思う。
