絵画2018.10.19.-2絵画2018.10.19.-2徳村慎ただ自然にあるがままに描く。あるがままとは何か。おそらく内なる声に耳を傾ける。内なる声とは結局、作業である。光を浴びて生きることが出来ぬ人々の想いとか。あるいは芸術の果てがゴミとして捨てられる現実とか。では自分にとってゴミでない芸術を生み出せば良いのではないか。そうも思う。善は悪となり、悪は善となるような世界において、必要なのは今を感じて生きることであり、ああ、やはり作業なのだな、と思う。芸術の一側面としての作業は、尊い。