夢日記〜習字道具の掃除
徳村慎
習字道具入れを掃除している。自分の洗剤を使ったり、学校のを使ったり。油汚れのように落ちない。スポンジで丁寧にぬぐい取る。スポンジは真っ黒になる。どうやら全校生徒各自自分の道具の大掃除らしい。中学の時の担任のK先生が居る。
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自分なりの解釈
自分の部屋が片付いていないのが気になっているのだろうか?
それとも習字の道具で絵を描かなくなったことを、どうにかしようとする気持ちなのか?
スポンジは、普段の生活だと、皿洗いをしているので、その時の印象が強いのだろう。油汚れのように落ちないのも、皿洗いの時の印象だろう。
中学の時の担任のK先生は良く出て来る。僕にとっては思い出深いのだろうか?
理科が好きだったから、理科の先生に憧れていたのだろうか?
ただし、生徒は学生服ではなく、小学生のように自由な服装だったようだ。
小学生に戻りたいという気持ちなのか?
大掃除の時期だから見てしまった夢なのだろうか?
今思い返すと、TVのようなモニター画面も夢に出て来たような気がするが定かではない。家事えもんが大掃除していたのを見たのが、そのまま出たような気もする。
小学生の頃は良かったのだろうか?
僕の印象としては、5〜6年生の頃は良かったように思う。1〜2年生の頃が最悪で、上級生によるイジメが酷かった。タバコを無理に吸わされたり、エロ本を見せられたり。その上級生たちが卒業すると、一気に小学生時代は良くなった気がする。
真っ黒になった、大人の心を掃除しているような気もする。
そういえば、夢の中の硯(すずり)は自分で作った物だった。自作の道具で水墨画を描いていた僕は、再び水墨画を描きたいと思っているのかも知れない。