絵画『月に誘われて』 | まことアート・夢日記

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まことアート・夢日記、こと徳村慎/とくまこのブログ日記。
夢日記、メタ認知、俳句モドキ、詩、小説、音楽日記、ドローイング、デジタルペイント、コラージュ、写真など。2012.1.6.にブログをはじめる。統合失調症はもう20年ぐらい通院している。


絵画『月に誘われて』

徳村慎


フロイト先生に言わせれば、月が女性で蛇が男性なのだろう。


原子のような太陽が2つの惑星を従えて。腹が減ってることも関係してか、前の描いた絵と同じものを描いている。前と違うのは、得体の知れないものが減ったということか。それに、真っ暗闇の夜をイメージしている点か。


月とは何か?

本当に女性か?

実は僕の内面の女性的な心理かも知れない。夜は女を美しくする。では蛇だって女なのではないか?

しかし、そんな女を社会(男)が求めて形作られたのかも知れない。


1人の男性を巡って争う女性のオロチたち。それは幻想だ。月を飲み込もうとするのだから、実はオロチたちは強いのだ。オロチの天下だ。


そしてオロチは再び男性にも見える。氾濫する川。いや、男女を超えた神か。熊野大水害。あれは怖かった。熊野川が氾濫した。人が大勢死んだ。


オロチは死者でもある。川が膨れ上がり、何もかもを押し流して、再び川に魚が戻るのに時間がかかったっけ。


神上に行く道が川にえぐり取られて、消えたっけ。あれは恐ろしい雨だった。集中豪雨が続いて。豪雨があんなに何日にも渡って降ることは、これまでに無かったのだ。川という川が氾濫して、あの大きな熊野川でさえ氾濫したのだから。


オロチ=氾濫する川、なのだ。


腹が減った。不安が腹を減らせるのだ。オロチの与えた不安を取り除く手っ取り早い方法は食べること。


じゃあ、バナナでも食べようかな?

バナナは黄色い月に似ている。




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