徳村慎のブログ2017.5.31.
1.音楽
今日は、海へ行ってピアニカ(YAMAHAの鍵盤ハーモニカ)を吹いた。あとはタンクドラムを叩いた。……1人じゃなく家族と行ったのだけど。まあ、セッションをした。けど、まあ、そこは詳しくは書かない。(楽器の写真は家で撮った)
あ、タンクドラムの説明を。
タンクドラムは金属のスリットドラム。似たやつにハピドラムというのがある。また、音色はハングドラムやスティールパンに似ていると思う。
最近、鍵盤ハーモニカをやっていると思う。これって最強の楽器なんじゃね?……みたいな。(笑)
たぶん、僕の鍵盤の技術とかクセとかがケンハモ(鍵盤ハーモニカの略)にピッタリ合うところがあるんだね。アドリブで右手(と左手)をなんとなく動かせば、なんとなくの曲が出来て。短2度とかも複雑なコードを構成する時に使うんだけど、気持ち良いし。現代音楽のトーンクラスターとかもケンハモなら出来るし。単音もハーモニカだと思えば面白いし。まあ、サックスみたいな表現力は無いけどコードが出来ることで表現力は高いとも言えるし。
これを書きながらアンビエントというのか一発録りの自作曲を聴いているけど、やっぱ自作曲というのは最高なんだね。自画自賛してる人間の作るものはロクなもんが無いかも知れないけど。僕にとっては最高です。
2.読書
重松清の『エイジ』を読み終わって今は桐乃夏生の『東京島』を読んでいる。2冊とも図書館で読んだことがあるけど、細かなところとかは全部忘れていて新鮮な気分で読めている。
重松清は『ナイフ』も良かった。中年ってそういうもんでしょ、という内容の小説だ。『エイジ』は通り魔事件の犯人が同級生だったという話。『エイジ』と『ナイフ』は表裏の物語と作者があとがきで語っている。
『東京島』は大人の漂流記で、女の性を利用した権力の話。でも、僕には『東京島』はユングの原型がモロに出た作品にも思える。脳内の役割が『東京島』のひとりひとりなのだと思える。賢くなったりズルかったり他人を出し抜いたりするんだけど、それも全て個人の脳内を島に見立てているように感じるのだ。その意味では村上春樹『世界の終わりとハードボイルドワンダーランド』と似ているとも受け取れる。ただ、村上春樹の『世界の終わりと~』は性を避けた感じがあるのに対して、『東京島』は性欲がモロに出て来る。そこも脳内とそっくりだと感じる。
最近読み返した本では『図解雑学ユング心理学』がある。アドラー心理学が対人の心理学だったのに対して、事故の探求が出来るのはユング心理学ではないか、との思いから少し読み返した。自己の探求って僕にとっては対人よりも重要なのかも知れない。
コナン・ドイル『失われた世界』も少し読み返した。大昔の生き物が生きているアマゾン川の上流。チャレンジャー教授の個性が強い。これも、また、完全に読み返したい。
3.硯作りと水墨画
今日は夜に家族と協力して作った硯(いわば自作の硯)で水墨画を描く。
那智黒石で作る硯。色んな形や色んなものが欲しい。
水墨画といってもほとんど抽象表現が多かったのだが、これが楽しい。
ますます、硯への意欲が湧いている。